入居者とトラブルにならない家賃交渉のポイントとは③
入居者とのトラブルを回避する家賃交渉のポイント
実際の家賃の値上げ交渉は管理会社が代行することも多いですが、オーナー様自身が「トラブルにならないためのポイント」を把握しておくことも大切です。
これにより、入居者から値上げを拒否された場合でも、適切な対応がしやすくなります。
1つ目のポイントは、「家賃値上げの根拠を丁寧に説明すること」です。
このとき、根拠を示すことに加えて、同物件内の全ての入居者に家賃値上げのお願いをしていることを伝えるのも有効でしょう。
なぜなら、「みんなと一緒なら仕方ないか……」という心境になりやすいからです。
2つ目のポイントは、家賃の値上げに応じたときの「入居者のメリットを提示すること」です。
メリットの例としては、次回の更新料を値引きすることや、入居者に人気のある設備を導入することなどが考えられます。
3つ目のポイントは、家賃の値上げに応じてもらえない場合には、「法的な手続きへ移行する可能性があること」を示唆することです。
ただし、高圧的な交渉になってしまうと、退去してしまうリスクがあります。
管理会社と相談した上でどのように意思表示をするかを慎重に決めましょう。
家賃交渉をするべきか迷ったらまずは管理会社へ
家賃は物件の稼働率に大きな影響を及ぼします。
空室リスクを避けることを何よりも優先する場合、近隣の相場よりもあえて家賃を安く設定する戦略もあるでしょう。
一方で、家賃を値上げしても稼働率がほとんど変わらない場合、本来得られるはずの利益を逃すことになります。
例えば、所有戸数が12戸で全室5,000円の家賃値上げを実現できた場合、家賃収入が年間で72万円、15年で1,000万円以上も増加します。
家賃設定は賃貸経営の生命線であり、とても繊細な要素です。
オーナー様だけで決断されずに、管理会社の参考意見を聞いた上で判断されることをおすすめします。
賃料査定・空室対策レポートとは
空室対策の第一歩として、当社サービス「賃料査定・空室対策レポート」を作成してみませんか?
満室経営戦略レポートでは、累計100億件超の不動産ビッグデータをAI(人工知能)が解析し、あなたの物件だけの「満室経営戦略」をご提案!賃料査定結果、空室対策案(推奨ターゲット、推奨設備、条件緩和案)などを、即時にレポート出力します!
ご利用は完全無料となっており、最短1分程度で入力は完了しますので、お気軽にお試しください。
「賃料査定・空室対策レポート」を今すぐ無料で作成してみたい方はこちら上記バナーをクリックしてください。
また、当社では空室対策などさまざまなオーナー様へのお手伝いいたしますので是非一度当社にお問合せください。
関連した記事を読む
- 2024/11/19
- 2024/11/12
- 2024/11/08
- 2024/10/29