入居者を勝ち取るための人気設備とは!?③
『入居者を勝ち取るための人気設備とは!?』と題して全3回に渡ってお送りしてきましたが、第3回の今回は設備を導入するうえで注意すべき点について解説します。
設備を導入するうえで注意すべき点として、入居に直結する設備を導入することです。
いくら設備をよくしても、入居者の目に留まることがなければ入居促進につながりません。
膨大な物件情報の中から、入居者の物件検索の時点で、自分の物件が入居者の希望物件の対象として残っている必要があります。
不動産ポータルサイト内の「こだわり検索」項目を意識する
入所者は、物件を絞り込むために「こだわり検索」という機能を使って、物件を絞り込んでいきます。
物件検索の中で振り落とされず、最後まで候補に残るように設備を導入していくことが重要です。
実際に人気設備を導入してどの程度効果があるのか、以下の入居者希望者を想定して「SUUMO」
(R5年7月22日現在)を使って実際に検証してみます。
①希望する地域と間取りなどで検索
・「立川市1Kタイプ」+「家賃8万円以下」+「駅から徒歩10分」
⇒879件
この時点で、希望するエリアに同種の物件が900件近くあることが分かりました。
人気設備を導入していない物件は、この時点で他の物件同様に入居者の目に触れることなく埋もれていってしまう訳です。
②「こだわり検索」で絞り込み
・「インターネット無料」⇒218件
・「インターネット無料+宅配ボックス」⇒104件
・「インターネット無料+宅配ボックス+独立洗面台」⇒60件
人気設備を3つチェックしてのフィルターにかけることによって当初、900件近くあった物件が、60件まで物件を絞り込まれます。
この3つの設備を導入していれば、入居者の絞り込みから、自分の物件が残すことができ、多くの入居者から候補物件として残してもらうことができます。
多くの入居者の目に触れることは、入居してもらえる確率が上がるということです。
「今の入居者が何を望んでいるのか」を知ること、また、「ポータルサイトの仕組み」を知ることによって、入居率を改善していくことは可能です。
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当社では空室対策などさまざまなオーナー様へのお手伝いいたしますので是非一度当社にお問合せください。
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