紹介してもらえる物件に
新型コロナウィルスの影響で、接触を避けてオンライン上だけで完結するお部屋探しが増えました。一方で仲介会社への客足は戻りつつあり、店舗でのカウンター営業の重要性はまだまだ高いようです。
つまり、いくらターゲットを想定して差別化した物件を準備しても、仲介会社の営業担当に認知されて、入居検討者にすすめてもらわなければなりません。
営業活動のススメ
「駅近・築浅・割安家賃」など好条件なら、ネットに掲載しうるだけで反響はあるでしょう。逆にネットでの反響に弱い物件は、仲介会社へ訪問して物件資料を渡すなどの営業活動を行って、認知度を高めることが有効です。
「昔から賃貸経営をしているので、仲介会社も知っているだろう」という考えは甘く、オーナー様が想像している以上に物件の存在が認知されていない場合がよくあります。自分の物件をすすめてくれる仲介会社を見つけて下さい。
営業先の仲介会社は、物件の最寄り駅にとどまらず、内見や契約をしてくれた仲介会社と担当者を調べ、離れた場所にあってもカバーすべきです。また、店舗責任者だけでなく、個人単位で関係を築く事が大切です。というのも、仲介会社の営業担当者は勤続3年未満の20代~30代の若手が多いので、全員に物件資料を渡して営業した方がいいでしょう。
オーナーに望むこと
仲介会社に気持ちよく動いてもらうポイントは下記の通りです。
・連絡の取りやすさを意識してほしい
・鍵を現地設置にしてほしい
・空室情報の正確性を高めてほしい
・衛生管理を徹底してほしい
・豊富な物件写真を提供してほしい
特に、レスポンスの速さは重要です。募集中はオーナー自身が問い合わせに出られる状態にするなどの対策が必要です。
こうした声に応えることにより、営業担当者の客付け意欲がアップし、積極的に物件を紹介してくれるようになるのではないでしょうか。
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