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2020年01月11日
賃貸経営まめ知識

空室対策 その④ 「見せ方」の工夫

 オーナーの物件が本来の「力」を取り戻し、お客様からの反響が増えて、早々に決まってくれれば「空室解消」です。同じ物件タイプのライバルが少なかったり、タイミングが良ければ決まることもあるでしょう。でも残念ながら、それだけでは「決まらない」ケースが最近では増えています。同レベルのライバル物件が数多く存在しているからです。ここから、「お客様に選んでもらう」本当の競争が始まるのです。

写真は20枚以上載せること

 今回は、「見せ方」を工夫する」ことについて説明させていただきます。

 まず「見せ方」で最も重要なのはインターネットです。特に写真の「枚数と質」が決め手になります。オーナーさんご自身の物件をインターネットでご覧になってください。何枚の写真が掲載されているでしょうか。

 最近では「外観写真1枚だけ」という例は少なくなりましたが、室内写真も併せて4枚~5枚くらいが一般的な枚数のようです。そこで、20枚以上の写真を掲載すると、ライバルに差を付けることができます。お客様はパソコンの前で、出来るだけ多くの情報を求めていますので、写真が多ければ、それだけ注目してくれますし、長い時間をかけて見てくれます。それだけ「物件の良さ」をアピールすることもできます。

 お客様は、駅前の写真や、近くの公園、スーパーやコンビニの写真を見たいでしょう。お子さんのいるお客様なら、幼稚園や小学校の写真も見たいはずです。毎年行われる「夏祭り」の写真だって興味があるのではないでしょうか。ご自分たちが「暮らす街」のことですから当然でしょう。

 もちろん、外観やエントランスや室内や各設備の写真もなるべく多く見てもらいます。そうすると、20枚では足らないかもしれませんね。まずは写真の量で、お客様の注目を集めるのです。

 そして、せっかく載せる写真ですから「質」も意識しましょう。写真の撮り方ひとつでイメージが違ってしまいます。ここでもライバル物件に差をつけることが出来ます。このような写真などの工夫は、オーナー自ら行うワケではありませんので、募集を任せている不動産業者さんを「そのように動かす」必要があります。

案内図面や「部屋」にも工夫する。

 次に「見せ方」で重要なのは「案内用の図面」です。単色よりはカラーの方が目立ちます。写真も多く使いましょう。すると、1枚の用紙では足りないはずです。分譲マンションのパンフレットは、「その物件の良さを伝えよう」と工夫されていますね。もちろん
案内用の図面とパンフレットでは、ページ数も予算も比べようもありませんが、「物件の価値を伝える」という目的は同じです。

 たった1枚の案内図面であっても、「物件の良さ」がお客様に伝わるように工夫された図面を用意してもらいましょう。

 そして「見せ方」の最後は「室内」です。案内されたお客様が「ここに住んでみたい」と感じていただけるような状態を保ちましょう。汚れていたり「臭いが残っている」のは話になりません。そのために、定期的に「空気を入れ替える」などの管理が必要です。

 大切なお客様が部屋に尋ねてくるときはどうしますか? お部屋を掃除して、整理整頓しておきますよね。募集時のお部屋も同じです。いつ、お客様の案内があるか分かりませんから、常に、準備しておく方が望ましいのです。

 「生活感」を感じていただくための工夫として、スリッパや玄関マットを置く。照明器具やカーテンを付けておく。テーブルなどの家具を設置する。テレビや冷蔵庫などの家電を置いておく。部屋を見ていただいたお客様に、可能な限り「いい印象」を感じていただ
く努力は「手を抜く」べきではありません。 

この記事を書いた人
東原 相信 トウハラ ソウシン
東原 相信
不動産を持ち続けていればどんどん価値が上がるという「不動産神話」はすでに過去のものとなり、空室の増加や賃料の下落などに悩むオーナーの声をよく耳にします。つまり、賃貸経営は事業者(オーナー)の「経営力」の差が空室率に直結する時代が訪れました。私は、CPMとしての知識と経験で全力でオーナーの賃貸経営のサポートをいたします。
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