「生成AI」にこれから期待したいこと
こんにちは。マンションの管理に日々取り組んでいる私たちですが、最近よく話題になる「生成AI」について、ちょっと感じていることをお話ししてみたいと思います。
AIというと難しそうに聞こえますが、実際のところ、うまく使えば私たちの仕事にもかなり役立ちそうなんです。
お知らせ文や掲示文を、ぱぱっと作ってくれる
掲示板に貼る「各種工事・作業のお知らせ」や、各戸に配る「注意文章」など、私たちが作る文書はけっこうたくさんあるんです。
でも、毎回ゼロから書くのは意外と時間がかかります。そこで、生成AIに「○月○日に〇〇〇〇の工事があるから掲示文を作って」とお願いすれば、あっという間に案を作ってくれる。しかも、丁寧な表現ややわらかい言い回しも使ってくれるんです。
英語や中国語など、多言語にも対応できると、外国籍の住人さんにも配慮ができて助かります。
議事録づくりのサポートも頼もしい
理事会や総会のあとに作る「議事録」、きちんと正確にまとめるのってなかなか大変なんです。
でも、会議中の録音やメモをもとに、AIが文章をまとめてくれれば、その下書きをベースに私たちが仕上げるという流れが作れそう。これなら時間も手間もだいぶ省けそうですし、書き方のばらつきも少なくなりそうです。
過去の情報もパッと引き出せる
「以前に〇〇号室で水漏れがあったような…」「過去の大規模修繕っていつだったっけ?」なんてとき、AIが履歴からさっと教えてくれたらとっても便利だろうなぁと考えています。
ベテランの記憶に頼らなくても情報がすぐ出てくるのは、新人スタッフにとっても心強いですよね。
資料づくりの手助けも期待大
理事会資料や総会の説明文など、「わかりやすく」「ちゃんと丁寧に」書くのも大変な労力を要するんです。
そういうときに、AIが文章の下書きを作ってくれたり、専門用語の説明を手伝ってくれたりすると、資料づくりのハードルがグッと下がります。書き直しも楽になりますし、全体のクオリティも安定しやすくなりそうです。
最後に:人とAIのいい関係をめざして
AIはあくまで“ツール”であって、最終的な判断や気配りは、やっぱり人の役目だと思っています。
でも、ちょっとした事務作業や、情報の整理・文書作成といったところでは、AIに助けてもらえることがどんどん増えていくはずです。
人手不足や働き方の見直しが求められている今、AIの力をうまく取り入れることで、住人のみなさんへの対応も、管理の質も、もっとよくしていける気がしています。
これからの「人 × AI」の新しいマンション管理のかたち、私たち自身も楽しみにしながら、一歩ずつ取り入れていきたいと思います!

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