室内・夜間も熱中症に注意!
オフィススタッフのFです。
7月も中旬を過ぎ、そろそろ梅雨明けですかね。
連日気温も30℃を超え、35℃超えの猛暑日もあったりと、今年の夏も暑くなりそうですね。
ところで、熱中症というと昼間の屋外のイメージが強いと思いますが、実際のデータでは約40%が住居内で発生しており、マンションでは夜間就寝中の発症も多いようです。
これには、熱を溜め込み易く冷めにくい性質を持つコンクリートで造られたマンション特有の性質があるからです。
また、マンションは断熱性や気密性が高く、外の影響を受けにくい反面、室内の空気も外に逃げにくく、熱が室内にこもりやすいということもあります。
熱中症にならないためのマンションでの暑さ対策
①入ってくる熱を減らす
室内が暑くなる原因の一つは、太陽の熱が入ってこもってしまうことなので、原因となる熱を遮る対策が有効となりますので、熱が入りやすい窓部分の対策を行いましょう。
太陽の熱をカットするために窓ガラスを複層ガラスに変更するなど窓の改良をする方法があります。
しかし、マンションでは窓は共用部分となるので、管理組合の許可が必要となり勝手に改良することはできません。
そこで、窓ではなくカーテンによる暑さ対策です。
出かけるときにカーテンを閉めておくだけでも効果がありますが、遮光カーテンや遮熱カーテンに変更することで、入ってくる熱を減らすことができます。
②こもってしまった熱を逃がす
部屋の中よりも外の気温が低いときは、お部屋の対角線の窓を開けて扇風機やサーキュレーターを使いながら換気をし、こもった熱を外に出しましょう。(いきなりエアコンをつけるよりもエアコンが効きやすくなります)
③エアコンを上手に使う
エアコンを使用する際は、省エネ的にも冷房効果的にも最も良い状態に設定にされている自動運転がおすすめです。
エアコンを効率よく使うために、サーキュレーターや扇風機をエアコンの風が当たる場所に置き、エアコンの方に向けて使用すると効率的に空気が循環します。
まとめ
カーテン等の対策も紹介しましたが、猛暑を乗り越えるには、エアコンを適切かつ積極的に使用することが必要です。
夜間は電気代が勿体ないからと、エアコンのスイッチを切ってしまう方もいらっしゃいますが、マンション室内の温度は夜間になっても下がりにくいので、積極的にエアコンを使用しましょう。
また、こまめな水分補給もお忘れなく!
人は寝てる間も500mlほどの汗をかくと言われています。体内の水分が不足すると熱中症にかかりやすくなりますので、就寝前やトイレに起きたときに水分を補給するようにしましょう。
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