漏水の原因とは?
こんにちは。まだまだ仕事に慣れず苦戦を強いられている分譲マンション担当中川です。
入社してまだ5ヶ月ですが、社内でよく漏水の話を耳にします。過去の資料などを見ていても年に1回~2回は漏水が起きているみたいです。マンションで大きなトラブルの原因の一つでもある漏水事故について今後担当になったときに焦らず対応できるように何が原因なのか調べてみました。
漏水の原因とは?
マンションでの漏水事故の原因は大きく2つにわけることができます。この2つのどちらにあたるのかを特定することで、漏水原因究が早期にわかりますし、その後の保険申請もスムーズになります。漏水原因の解明が遅くなればなるほど被害が拡大するかもしれません。焦らずにどこから水が漏れているか確認することが大切です。
原因その1
1つ目は入居者の故意や不注意です。
不注意には蛇口の閉め忘れ、排水管の詰まり、大量の水をこぼすことがあげられます。特にお風呂は注意が必要です。お湯をいれて忘れてしまうと、お風呂からあふれてしまい、排水も追いつかず水漏れにつながります。またキッチンでは使用した油を流してしまうと排水管が詰まる原因になります。油は温度が下がると固まる為排水管に流すのは、絶対にやめましょう。水道設備の故障やパッキン部分が割れてしまうと水漏れの原因になります。
原因その2
2つ目はマンションの建物・設備の故障や老朽化です。
マンションの建物・設備の故障や老朽化した場合、漏水につながります。マンションの屋上や外壁の亀裂から雨水が浸入し雨漏りを発生させる原因になります。配管の老朽化によるひび割れや管と管の接続部にずれが生じそこから水漏れが発生する場合もあります。また給水管や排水管は壁や梁を貫通させて通す場合もあり、水漏れ箇所を探しにくい構造的な問題もあります。
漏水が起こったら
漏水が起こったらまずは止水栓を止めて止水します。その後管理会社や貸主にすぐに連絡して、漏水の原因を突き止める必要があります。連絡を受けた管理会社がすぐに上の階の方に連絡して状況の確認を行います。不注意でしたらすぐわかるのですが水漏れが見当たらない場合は配管からの水漏れの可能性があります。上の階の方と下の階の方との日程を調整して、どこから漏れているか実際に見て確認し対応していきます。被害箇所の写真は保険申請で必要になるので必ず取るようにしましょう。
まとめ
簡単ではありますが、マンションの漏水の原因と対応になります。水漏れ箇所の特定と関係者への素早い対応が損害を小さく抑えることにつながります。マンションでは保険会社に加入している場合が大半なので、そちらの確認も管理会社や貸主に確認することが大事になります。
マンションの築年数が上がれば必然的に漏水になる確率も上がります。いつ起こるかもわからないものなのですし、起きたとき入居者の方は不安で焦られると思います。なので管理会社として焦らず丁寧に対応できるよう精進して参ります。
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