リスク回避としての火災保険
ここ数年、台風や集中豪雨による河川の氾濫が日本列島を襲う事態が毎年のように発生しています。そこで重要度が増してくるのが、火災保険の選び方です。思わぬ場所や地域で自然災害が発生している昨今、火災保険はコストカットの対象には出来なくなってきています。ではどのように選び、どう活用していけばいいのでしょうか。
契約内容の見直し
保険の基本について知らなければ、自身の要望に沿う内容で契約をしているかどうかは分かりません。「とりあえず安い保険に加入しておこう」「保険代理店はプロだから任せておけば大丈夫」なんて方がいらっしゃったら要注意です。基本を押さえて保険の見直しの必要があるかどうかを確認しましょう。
そこで、まずは以下の3つに当てはまるかどうかをチェックし、1つでも該当するなら、保険の入り直しを検討した方がいいでしょう。
□ 保険証券をしまい込み、補償内容を把握していない。
□ 長期(10年)一括払い契約をしており、補償の見直しは長年やっていない。
□ 自身の火災保険をあまり使いたくない。
特約の付帯
火災保険は、火災や落雷など除外できない補償内容と、水災や盗難など除外可能な基本補償で構成されています。基本補償としてついていない補償内容は特約(オプション)を追加することになりますが、火災保険を活用する上で最も大事なのは、「どんな特約(オプション)を付帯しておくか」です。賃貸マンションの火災保険時に重要なのは、下記の6つの特約です。
①家賃収入補償特約
家賃損失を補償する特約
②家主費用特約
心理的瑕疵物件となった際の家賃損失を補償する特約
③修理付帯費用特約
損害の原因を調べた際にかけた費用を補償する特約
④電気的・機械的事故補償特約
機械設備の修理費用を補償する特約
⑤マンション居住者包括賠償特約
入居者の個人賠償責任保険を家主の火災保険に包括できる特約
⑥施設賠償責任特約
第三者や入居者に対する家主の責任保険
ご相談下さい
当社は損害保険会社の代理店登録をしており、保険の無料相談も行っております。
「とりあえず、今契約している補償内容の確認をしたい」「こんな場合は保険で対応できるのかな?」なんて相談、お気軽にご連絡下さい。
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