入居時クレームの話
コロナワクチン2回目を接種し、副反応のフルコースを堪能した管理部の河村です。(さぞや抗体ができたことだろうよ!)
担当物件で入居したばかりの方からの連絡があり、「玄関の電気がつかないし、インターホンも使えない・・・」とクレームが入りました。
入居直前の確認では、異常なかったのに・・・なぜ?
早速現地調査です。
すると、室内ブレーカー(子ブレーカー)が一つ落ちています。
ブレーカーを上げてみると、バチン!とすぐに落ちてします。
(まだボケてる途中なのに、被せ気味でツッコみがはいる的な不愉快感・・・)
これは、どこかで漏電しています。
餅は餅屋という事で、すぐに電気設備業者さんに来てもらい調査開始しました。
まずは、ブレーカーで絶縁抵抗を計ると、値が悪く、どこかでショートしているとの事です。
電気が点くとこと点かないとこを確認し、怪しいところを探っていくのですが、前の入居者が退去された後の原状回復工事で電気設備を触っているところが何ヶ所かありました。
そこを優先的に調べてもらいます。
調べていく中で、取替えたスポット型の照明器具を外してみると、配線のおさまりが悪かったので、外した状態でまた絶縁抵抗を計ってみると正常数値に・・・
ビンゴっ~!
きっと工事時に無理やり配線を押し込んで設置したところ、普通に点灯はしたが、いつショートしてもおかしくない状態だったのであろうとの事でした。
そして入居のタイミングでショートしてしまつたんですね。
照明器具を取付直し、復旧出来ました。
さぁ、これでめでたしめでたし・・・
って何がめでたしやねん!!!(おいでやす小田風・・・)
今回のエラーは、照明器具を取替した際に点灯したからOKではなく、しっかり絶縁抵抗まで計り数値を確認する必要があったのでしょう。
元々、照明器具を設置した業者さんに、状況を説明し再発防止のお願いをさせて頂きました。
入居様には入居早々ご迷惑をお掛けし申し訳ありませんでした。
失敗は素直に認め、業者も含めチームで改善していきたいと思いまーす。
現場から以上でーす。
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