扉の歪み!調整丁番で簡単DIY
2月も終わり、マンション管理業界の繁忙期である4月からの理事会、総会ラッシュの足音が聞こえ始め、少し憂鬱な管理スタッフOです。(←イニシャルでオーです。)
毎年のことではありますが、今年もなんとか社員一同協力してこの時期を乗り越えたいと思います!!(おそらく昨年の今頃のブログにも同じような内容を書いていたかと思います…)
さて、今回のブログは小ネタとして、調整丁番について書きたいと思います。
調整丁番って何?
「扉がガタガタする」「閉まりが悪い」そんな悩み、調整丁番で解決できます!
調整丁番とは、扉の取り付け位置を微調整できる便利な金具です。ドライバー1本で、扉の「高さ」「左右」「前後」の位置を調整でき、歪みを直してスムーズな開閉を取り戻せます。
調整前のチェックポイント
① 歪みの確認:扉のどこが、どのように歪んでいるか確認しましょう。 (例:右側が下がっている、左側が枠に擦れるなど)
② 丁番の確認:調整丁番の種類(高さ調整、左右調整、前後調整)を確認しましょう。
③ 道具の準備:プラスドライバー、六角レンチ(必要な場合)を用意しましょう。
いざ、調整開始!
1.基本のネジ
調整丁番には、主に「調整ネジ」と「固定ネジ」があります。
・調整ネジ: 扉の位置を調整するためのネジ
・固定ネジ: 位置を固定するためのネジ
2. 調整方法
(1)高さ調整の場合
手順1)固定ネジを緩めます
手順2)扉を少し持ち上げ、高さ調整ネジを回します
⇒ 時計回りで上昇、反時計回りで下降します
手順3)調整後、固定ネジを締めます
(2)左右調整の場合
手順1)固定ネジを緩めます
手順2)左右調整ネジを回します
⇒ 時計回りで右へ、反時計回りで左へ移動します
手順3)調整後、固定ネジを締めます
(3)前後調整の場合
手順1)固定ネジを緩めます
手順2)前後調整ネジを回します
⇒ 時計回りで手前に、反時計回りで奥に移動します
手順3)調整後、固定ネジを締めます
3.調整後の確認
扉の開閉を何度か行い、歪みが解消されたか確認しましょう。
必要に応じて、微調整を行いましょう。
調整のコツと注意点
① 少しずつ調整: 一度に大きく調整せず、少しずつ調整しましょう
② ネジの締めすぎ注意: ネジを締めすぎると、丁番や扉を傷める可能性があります
③ 安全第一:扉を取り外して作業する場合は、扉が倒れないように注意しましょう
④ 困ったらプロへ: 調整が難しい場合や不安な場合は、専門業者に相談しましょう
(重要)
調整丁番の種類によっては、上記内容と調整方法が異なる場合があります。
必ず製品の取扱説明書を確認し、指示に従って調整してください。
不明な点がある場合は、メーカーや販売店に問い合わせるか、専門業者に相談してください。

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