「小さな変化を見逃さない水道検針」
こんにちは。建物管理部のTです。
本日は、水道検針の際にあった出来事についてお話ししたいと思います。
マンション管理業務の中で行う水道検針は、単に数字を確認するだけではありません。前回と比べて急に使用量が増えていないか、異常な変化はないかなど、小さな違和感を見逃さないことも大切な業務の一つです。なお、当マンションでは水道検針を2ヶ月に1回実施しているため、前回との比較が特に重要になります。
先日、前回から「少し使用量が多いな」と気になっていた住戸の検針を行いました。今回もやはり使用量が多く、念のため使用状況を確認しようとインターホンを鳴らしましたが、ご不在でした。「夕方会社に戻ったら電話で確認してみよう。」と思いながら、何気なく水道メーターをじっと見ていると、わずかですがメーターが動いていることに気づきました。
その速度は、パイロットが1周するのに20~30秒ほど。大量漏水というほどではありませんが、常時どこかで少しずつ水が流れている可能性があります。気になりつつも、まずは他の住戸の検針を進めることにしました。
そして全戸の検針を終え、帰ろうとした際、エントランスでちょうどその住戸の入居者様とお会いすることができました。事情を説明し、最近の使用状況についてお聞きしましたが、「特に水を使いすぎている心当たりはない」とのこと。それでも、メーターの動きから見て明らかに通常より回りすぎている状態でした。
漏水やメーター不良の可能性も考え、宅内で水が止まりきっていない箇所がないか確認していただきましたが、「蛇口も閉まっているし、特に異常は見当たらない」とのお返事でした。しかし、状況的にどうしても気になったため、事情をご説明した上で室内を確認させていただくことになりました。
すると原因は、トイレのタンク内にありました。わずかな止水不良が発生しており、ごく少量の水が常に流れ続けていたのです。音もなく、普段の生活ではなかなか気づきにくい状態でした。宅内設備のため、修繕については入居者様ご自身で水道業者様へ依頼していただくようお願いし、その日は失礼しました。
その後の状況確認と追跡
その後、翌日には近くの水道業者さんへ依頼し、無事修理が完了したとのご連絡をいただきました。そして昨日、2ヶ月後の定期検針で再度使用量を確認すると、以前の約半分まで減っていました。数字としてはっきり結果が表れ、こちらも安心すると同時に、改めて早期発見の大切さを実感しました。
日々の点検や検針は地道な作業ですが、小さな変化に気づけるかどうかで、大きなトラブルの防止につながることがあります。これからも一つ一つの確認を丁寧に行い、入居者様が安心して暮らせるマンションづくりに努めてまいります。
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