賃貸物件の買い増しに役立つ!融資成功のポイントは?③
3回目となる今回は、残り3つのポイントをご紹介します。
ポイント③ 複数の金融機関の金利を比較する
さらに、同じ種類の金融機関でも金利の設定が異なります。
そのため、複数の金融機関の金利を比較した上で、融資を受けることをおすすめします。
例えば、都市銀行に分類される銀行でも、アパートローンの金利は各行で異なります。
A銀行の金利が1.25%で、B銀行の金利が1.75%だったとします。
この場合、8,000万円の融資を35年の返済期間で受けると、支払利息の総額では約820万円も差が出てきます(元利均等返済)。
ポイント④ 融資のチャンスの時期に案件を持ち込む
一般的に、銀行の融資を受けやすいタイミングは、本決算や中間決算の月の直前と言われています。
具体的には、多くの銀行が本決算を3月、中間決算を9月に設定しているため、その直前の1〜2月頃と7〜8月頃が融資を受けるのに有利な時期と考えられます。
この時期に審査を進めると、融資がどれくらい通りやすくなるかは、銀行や支店によって異なります。
例えば、営業成績が未達の支店では、担当者や支店長が審査部に対して通常の時期よりも強く後押ししてくれる可能性があります。
ただし、この手段は「融資審査に通るかどうか微妙」という案件に対して有効です。
どこの金融機関に持ち込んでも相手にされないような案件では、効果を期待できません。
ポイント⑤ 信金や信組は非営利企業であることを意識する
地方で賃貸物件を取得・建設する際、信用金庫や信用組合から融資を受けるオーナー様も多いと思います。
非営利組織である信用金庫や信用組合は、地域や組合に貢献する案件であるかどうかを重視します。
そのため、経営計画書で地域や組合に貢献する案件であることをアピールすることで、融資を受けやすくなる可能性があります。
例えば、地域の住宅弱者を支援したい場合や、地域の環境に貢献するZEHの集合住宅を建設したい場合などです。
当社では空室対策などさまざまなオーナー様へのお手伝いいたしますので是非一度当社にお問合せください。

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