賃貸物件の買い増しに役立つ!融資成功のポイントは?②
前回に引き続き、賃貸オーナー様が融資を成功させるためのポイントをご紹介します。
アパートローン及びプロパー融資の選択は経営戦略で異なる
アパートローンとプロパー融資のどちらを利用するかの判断は、今後の経営戦略によって変わります。
経営規模を拡大していきたいと考えているオーナー様には、プロパー融資が適しているでしょう。
優良物件をプロパー融資の低金利で運営することで、良好な財務内容になります。
これにより、次回の融資を有利に進めることがしやすくなります。
信頼が信頼を呼ぶ好循環を作りやすいのが、プロパー融資の特徴です。
一方で、物件の買い増しはするものの、将来的に規模拡大を目指していないオーナー様は、審査のハードルが低いアパートローンを選択すると良いと考えられます。
ポイント② 金融機関の違いを理解し適切な判断をする
金融機関にはいくつかの形態があり、それぞれに特徴があります。
この違いを理解し、自分に合った金融機関を選択することも重要です。
賃貸経営で融資を受けられる主な金融機関は、以下の通りです。
・都市銀行
・地方銀行
・信託銀行
・信用金庫・信用組合
・ノンバンクなど
この中で、都市銀行と地方銀行は低金利で融資を受けることが可能ですが、審査のハードルが高いというデメリットがあります。
そのため、属性が低い方には不向きです。
信用金庫と信用組合は比較的、低金利で審査が通りやすいことが多いですが、その金融機関の営業エリア内にある物件に対してのみ融資を受けることができます。
ノンバンクは、主にアパートローンのみを提供しており、高金利の傾向がありますが、他の金融機関に比べて審査が通りやすいというメリットがあります。
ノンバンクは区分マンションの融資でよく利用されますが、 信用力のあるデベロッパーと提携している金融機関を利用すると低金利で融資を受けられることもあります。
さて前回と今回でポイント①と②ご紹介しました。次回ブログで残り3つのポイントをご紹介します。(次回は2/26です)

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