マンションでのテレビ受信状況
中京ハウジングのブログをお読みいただいている皆さまこんにちわ♪
分譲マンション管理部のMです_(._.)_
朝夕の気温差が大きくなって着て行く衣服の調整が難しいですよね(^^;
Mは早くも文字通り汗を流してお仕事をしています♪
さて今日は、しばしばお問い合わせいただくテレビの受信状況について考えてみたいと思います。
築20~30年の分譲マンションでは、テレビ受信設備も経年相応の劣化が進んでいて、最近では「BSを見たい・見れなくなった」「4K放送は見られるの?」「パラボラアンテナを設置してよいか?」などなどのご質問が増えてきました。今回は、生活の中のそうした疑問にお答えしながら、現在のテレビ受信事情についてご紹介したいと思います。
◆ アナログから地デジ、そして4Kへ
まずはこれまでの状況から。
元々テレビは『アナログ放送』が主流でした(ただし、地デジができたからそう呼ばれるように)が、2011年に『地上デジタル放送』へ切り替わり、それに伴い共同共聴アンテナの改善、更新が行われたマンション(もちろん建て住宅も地域によっては同様)も多くありました。そして、それ以降もテレビ放送は進化を続け、現在では4K・8K放送と、映像の高画質化が進んでいます。
◆ マンションの共用設備の劣化
マンションでは、テレビの受信設備は共用設備となっていて、そこから各住戸まで分岐していっています。
築20年以上のマンションでは、受信設備(地デジアンテナ、BS・CSアンテナ、ブースター(電波増幅器)など)に劣化が見られるケースがあります。特に外気=日光、風雨などにさらされる屋上のアンテナやケーブルは、サビや断線、そしてブースターの故障など不具合が起きやすく、受信不良の原因となることがあります。
◆ BSや4K放送は見られる?
時々、「4K放送は映るか?」「BSを見たい」というご質問を受けることがあります。これは、まずは、マンションに設置されている設備の内容によります。
- 【BS放送】 共用のBSアンテナと、配線(接続金具含)がBS対応になっていれば受信可能です。
- 【4K放送】 4K放送は、2018年からBS・CSで始まりました。
従来のBSアンテナでは4K放送が一部受信できないことがあります。
また4K放送対応の配線(接続金具含)や、テレビ、チューナーが必要です。
※古い設備では電波の範囲の関係で、BS信号が通らないケースもあるため、配線や接続金具などの調査が必要なときもあります。
◆ 居室での受信方法は?
お部屋ごとの受信方法としては、いくつかのやり方があります。
1. 共用設備が対応している場合
→ 分配器を経由してテレビやレコーダーに接続するだけで視聴可能。
2. 共用設備が未対応の場合
→ 基本体には映りません。
個別に対応するには以下の方法があります。
- BS・CSチューナー内蔵テレビ+対応する室内設置用アンテナ
- 地域のケーブルテレビへの加入
◆ パラボラアンテナの設置は可能ですか?
「バルコニーにパラボラアンテナを設置してもよいか?」
というご相談がときどきあります。
原則として、バルコニーは『共用部分』=ほかの入居者さん含めて全体の皆様のものであることと、外観上の影響や、落下の危険性を考慮し、管理規約で制限されている場合が多くあります。
そのため、設置を希望される場合は、必ず事前に管理組合または管理会社にご相談が必要です。ですが、多くの場合は設置はNGと考えられます。
管理組合によっては、『つっぱり棒方式』や『スタンド方式』など『外に飛び出ない設置方法』が許可される場合もあるようです。
◆ まとめ
テレビ放送や、テレビ受信に関する設備、技術などは、年々進化を続けています。
そのため、築年数の経過により、現在設置の設備のままでは対応できないケースも出てきております。
※ 「テレビが映らない」というお声があり、ホームセンターで売っている2,000円ぐらいの壁の金具(アンテナケーブルを挿す所)を付け替えただけで映るようになったケースもあります。
管理会社は、住民の皆さまのニーズをふまえ、管理組合の皆さまとご相談させていただきながら、必要に応じて共用設備の見直しなども検討してまいります。
ご不明な点やお困りごとなどがありましたら、お気軽に管理会社までご相談ください。
それでは今日も最後までお読みいただきいましてありがとうございました!
わたしもそろそろテレビ買おうかなぁ~(おっきいの)(笑)
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