分電盤からの異音について
こんにちは。分譲担当の村上です。
「恒例のイベント」まであと少し(恒例にしたくない)←何とは言いません
その為、しばらく前からジムに行ってません。なんなら筋トレしてません(泣)
なんだか細くなってしまった気がして・・・何かしら体を動かすことが習慣の人は分かっ
てくれるはず・・・それまでの日課がなくなり “恒例イベントに向けた準備” で精神的に
きついですねぇ・・・(すみません、愚痴です)
さて、今回は分電盤(引込盤等)の不具合についてです。
先日、担当物件で入居者から分電盤から「ブーーーン」という音がすると連絡があり、現
地の確認に行ってきました。
想像していたよりも大きな音で、ちょっと心配だったので早くなんとかせねばという思い
から、後日、業者さんをつれて再度現地調査を実施。
原因は「マグネットスイッチ」の劣化によるものでした。
ーマグネットスイッチとは?ー
マグネットスイッチは「電磁開閉器」と呼ばれ、電磁接触器とサーマルリレーを組み合
わせたものです。
電磁接触器は、電磁石の力で接点を開閉する機器で、サーマルリレーは過電流による負荷
の焼損防止のために使う保護機器です。
ーどういう原理で動いている?ー
マグネットスイッチの動作原理として「非通電時はばねの力で接触子が切断状態となっているが、コイルに電源を投入すると電磁石によりばねの力に勝る吸引力が発生し、接触子が回路を接続し、二次側へ電源を供給する。コイル電源の切断により、ばねの力で回路が切断され、二次側への電源供給を切断する。」(ウィキペディアより引用)
要は、コイルに電圧が流れることでそれが電磁石となり、動作しますよ~という内容で
す。これらの動作により端子の接点がくっついたり離れたりをするというものです。
・・・デンキカンケイムズカシイデス
ー故障などの要因とはー
故障、不具合に至る要因は様々です。
機器の置かれている環境、つまり分電盤の設置位置にもよりますが屋外であればそのリス
クは高くなります。(下図参照)
今回の事例では、屋外にあった引込み盤になりますが、新築から23年ほど経過していま
す。更新推奨時期とされる10年も大幅に超えており、経年劣化によるものである判断がな
されました。また、連動していたタイムスイッチも不具合を起こしており、作動しない時
間に作動するという状態だったこともありました。
その系統の電気は昔、使用されていたマンション名称看板のロゴを光らせるものらしく、
何年か前から点灯させていないことが分かりましたので、電源を元から切り、一旦の対応
を終えました。
イレギュラーな対応は漏水が多いので、それ以外のトラブルの連絡があるとソワソワしま
す(笑)
日々勉強であることを感じ、もっと知識をつけ冷静に対応できるようにします!
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