放置自転車処分の行く末…
9月になり朝晩は少し涼しくなってきてるので軽運動を始めようと思い立って10日目になる分譲担当、田中です。(-_-;)
今月はマンションあるあるのひとつ“放置自転車”についてのつぶやきです。
何回行っても1~2年経つとまた発生するという無限ループ的なヤツです。
以前は一般的だった無料回収も、今は…
分譲マンションは比較的駅近にある事が多いためか、放置自転車は昔から尽きない問題ですが、以前は無料で回収してくれる業者さんばかりだったので回収対応するのもそんなに苦ではなかったですが、昨今は無料でも台数条件が付く事が一般的となってきており、放置自転車が気になってもすぐには回収対応を執ることができず、条件の台数になるまで放置自転車を放置しておかなくてはならない…という状況もあったりします。
放置自転車のリユース先は専ら海外だから…
海外でも需要が高いのが発展途上国ですが、ひと昔に比べれば豊かになってきており移動手段が自転車より自動車へと発展することにより年々自転車需要が減っていたり、新型コロナウィルスによる海外品輸入規制から始まった燃料費の高騰などの絡みで、需要先の海外との取引数が減ったり、経費が上がったりしている背景が影響していると思われる。
SDGsで慈善事業のイメージ…
放置自転車処分の事業性はリユースに当たるため、「地球のゴミを減らすための有効活用」・「発展途上国への支援」という観点が今のSDGs時代にマッチしている活動となりうる事から、収益事業ではなく慈善事業というイメージが強くなっている事も影響しているように思えます。
まとめ
SDGsという習慣が一般的に浸透してマンション敷地内における放置自転車が無くなる事が一番良いですが、まだまだそういう訳にもいかない現状があります。
管理会社としてこれまでの慣習で無料回収できるタイミングを図りながら放置自転車に対応していくだけではなく、迅速性を重視した有料処分という提案に切り替えていく時にきているのかもしれないと感じています。
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