給水ポンプの騒音問題
我が子が奇声を発して遊んでいるのがかわいい反面、耳が壊れそうな分譲担当Nです。
すくすく成長している我が子に感動を覚えながらも、夜に奇声を発したり、泣きじゃくるのは勘弁してくださいと思いながら抱っこして寝かしつけています。寝顔がかわいいので寝かしつけも頑張れちゃう僕って親ばかですかね(笑)
さて今回は給水ポンプの騒音問題についてです。
給水ポンプの騒音
担当しているマンションで給水ポンプの取替作業を行いました。工事自体は無事終わったのですが、後日入居者から「ポンプ変えてから音がすごいんだけど!」と報告があり、部屋に行って確認すると「ボォーーー」っと何やらポンプから響いているかの音が聞こえてきました。
施工業者に確認し急遽、騒音対策工事として支持金物と防振ゴムを施工してもらいましたが、効果なしです…。
恐らく建物配管の周波数とポンプの周波数が一致し共鳴している可能性が高いとの事でした。まれにこのような現象が起こってしまう様です。対策としては配管にポンプサイレンサと呼ばれる振動吸収してくれるものを取り付けるしかないとの事でした。
共鳴してしまう原因は?
共鳴してしまう原因は給水ポンプが動作する際に発する振動や音の周波数が、建物配管の周波数と一致した場合、配管がその振動を増幅させ、ポンプの回転数や駆動機構が配管の自然周波数と同じだと起こってしまうようです。
滅多にないケースのようですが、実際に周波数が一致することで共鳴を引き起こし、一部の入居者に被害を与えてしまいます。
何か策はないか施工業者に確認したところ配管にポンプサイレンサを取り付ける方法があるようです。
ポンプサイレンサとは?
ポンプサイレンサとは、ポンプが作動する際に発生する騒音を低減する装置です。
ポンプは水を送り出す際にエネルギーを利用して動作し、その際に発生する振動や音は周囲環境に影響を与えることがあります。特に建物の配管内でポンプが動作する場合、その振動音が配管に伝わり、建物全体に広がることがあるようです。
ポンプサイレンサの主な役割は以下の通りです。
1. 騒音の低減: ポンプが作動するときに発生する騒音を減少させることで、建物内外で
の騒音レベルを抑えます。特に静かな環境や住宅地域での使用では、騒 音規制に対応するために重要な役割を果たします。
2. 振動の制御: ポンプの振動が配管システムに伝わり、建物の構造に影響を与えること を防ぐため、振動の制御を行います。
3. 快適性の向上: 騒音や振動が低減されることで、建物内での居住者や作業者の快適性 が向上します。特にポンプが頻繁に作動する場所や時間帯で、環境の 質を保つために貢献します。
まとめ
給水ポンプを設置しないと分からず、稀に起きてしまうので、他の入居者に納得してもらうことも難しいのかなと感じました。ポンプに不具合があるわけではないので、ポンプサイレンサは別途費用も掛かってしまいます。何とか騒音問題早期解決できるように対応していきたいと思います。
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