満室経営にむけた空室対策の8つのキホンと3つのコツ!②
空室対策をしっかりと考えることで、満室経営を実現することが可能です。安心して満室経営ができるために「満室経営にむけた空室対策の8つのキホンと3つのコツ!」と題して、全3回に渡って解説をしております。今回は第2回となります。
空室対策に必要な8つのキホン
空室を防ぐための「8つのキホン」を徹底することで、継続した満室経営の実現に近づけます。しっかり把握しておきましょう。
1.専有部の設備を見直す
空室対策の1つ目は、設備の見直しです。
まずは、物件の設備状況をチェックし、古くなった設備や不具合のある設備を修理、または交換することが重要です。
また、エアコンや給湯器などの設備を最新のものに更新することで、入居者の利便性を向上させることができます。さらに、無料インターネットやホームIoTなどの人気設備も導入することで、入居者の利便性を更に高めることが可能です。
2.リフォームを行う
2つ目の対策は、リフォームを行うことです。物件の外観や内装が古くなってしまっている場合は、リフォームを行うことで、新たな魅力を加えることができます。
また、間取りの改修やテレワークスペースの追加など、より魅力的な物件を提供することが可能です。リフォームによって物件の価値を高めてアピールすることができます。
3.共用部の管理や設備の強化
3つ目の対策は、共用部の管理や設備の強化です。共用部分は入居者が共有するため、清掃やメンテナンスを定期的に行うことが大切です。
また、共用部分の設備を充実させることで、入居者の生活の質を向上させることができます。例えば、共用部に自転車置き場や宅配ボックスを設置することで、入居者の利便性を高めることができます。
4.適正賃料を設定する
4つ目の対策は、適正賃料の設定です。物件の賃料を適正に設定することで、入居率を上げることができます。高すぎる賃料では入居者が減り、低すぎる賃料では収益が減少します。市場動向や物件の状況を考慮し、適正な賃料を設定することが重要です。
ポイントは、物件の価値にあわせた賃料を設定することです。周辺相場よりも高い賃料を設定したい場合は、設備や条件面などで付加価値を上げて、他の物件との差別化を図る必要があります。こうした対策が難しい場合は、周辺相場よりも賃料を下げることで、競争力を保つことができます。
5.入居者が喜ぶ「条件」をつける
入居者が喜ぶ条件をつけることで、物件の魅力を高め、空室率を下げることができます。例えば、ペット可の物件や、初期費用が低い物件は、入居者にとって魅力的な条件です。
また、駐車場のある場合や、買い物や公園など周辺環境の利便性なども、入居者が喜ぶ条件としてアピールすることができます。
6.入居者トラブルへの迅速な対応
入居者トラブルに迅速かつ適切に対応することで、入居者の満足度を高め、長期的な入居を促すことができます。例えば、トイレや水道などの設備トラブルや、防犯対策など、入居者が安心して生活できるような環境を整えることが重要です。
また、入居者からの問い合わせやクレームに迅速かつ丁寧に対応することも大切です。
7.募集広告を工夫する
入居者募集広告に工夫を加えることで、物件の魅力を高め、多くの人々にアピールすることができます。例えば、インターネットやSNSを利用した広告や、ポスティング、フリーペーパーなど、さまざまな媒体を活用することができます。
また、物件の特徴や魅力を伝える写真や動画、文章などを工夫して制作することも重要です。
8.「見せ方」の手段としてホームステージングを使う
ホームステージングとは、物件をより魅力的に見せるために、インテリアや家具、小物などを使って内装を装飾する手法です。この手法を使うことで、入居者が物件をよりイメージしやすくなり、物件の魅力を高めることができます。
それでは、次回のブログで「満室を持続する3つのコツ」について解説していきます。(次回は8/31です)
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