満室経営にむけた空室対策の8つのキホンと3つのコツ!➀
「どんなに対策をしてもなかなか空室が埋まらないな…」と、空室物件に悩んでいる賃貸オーナーも多いのではないでしょうか。空室があると、その部屋からは収益が得られず、投資の回収に影響が出てしまいますよね。
一部屋でも空いていると、その分だけ経営に大きな影響が出てしまいます。しかし、空室対策をしっかりと考えることで、満室経営を実現することが可能です。そこで今回は、安心して満室経営ができるために必要な以下の内容を全3回に渡って詳しく解説していきたいと思います。
・空室になる3つの大きな原因とは
・空室対策に必要な8つのキホン
・満室を持続する3つのコツ
この記事を読めば、満室にするための戦略を理解することができますよ。ぜひあなたの満室経営実現のために最後までチェックしてみてくださいね。
空室になる3つの大きな原因とは
空室になる原因は、大きく分けて以下の3つがあります。しっかり理解しておきましょう。
1.賃料設定が適切ではない
2.入居者ターゲットのニーズにあった物件になっていない
3.物件の管理が不十分
1.賃料設定が適正ではない
賃料が高すぎると、入居者がなかなか集まらず空室率が上昇します。特に周辺相場から大きく外れている場合は危険です。同じ地域で同等の物件があれば、入居者はできる限り安い賃料の物件を選ぶことが多くなります。
しかし賃料設定が安すぎると、問題の発生しやすい入居者が集まってくる恐れが。例えば、支払能力のない人や、入居後のトラブルを起こしやすい人が入居者になることがあり、それによって他の入居者の退去が発生する恐れも十分に考えられます。
従って、適切な家賃相場を調査し、周囲の物件と比較して賃料設定を見直すことが大切です。
2.入居者ターゲットのニーズにあった物件になっていない
入居者が物件に求めることはターゲットや時代によって異なります。例えば、女性の入居者をターゲットをする場合、水回り設備の充実度や、セキュリティ系の設備が重視される傾向にあります。
また、最近では若年層を中心に、テレワークや動画視聴のための高速インターネットのニーズも大きく増えています。
物件のターゲットとニーズ、現在の物件の状況を照らし合わせて対策に取り組むことが大切です。
3.物件の管理が不十分
物件の管理が適切に行われていない場合、入居者からの苦情や不満が頻繁に出ます。例えば、「騒音トラブルに適切に対応できていない」や、「清掃が不十分」、「修理やメンテナンスが適切に行われていない」など。
入居者は、管理に不満があれば「物件自体」に不満を抱くようになり、いずれ退去に至ります。管理に対してしっかりと取り組むことで、入居者の満足度を高め、空室率を低下させることが可能です。
それでは、次回のブログで「空室対策に必要な8つのキホン」について解説していきます。(次回は8/24です)
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