漏水調査と修繕の話
マスクをしない生活が復活し鼻毛の成長が早い気がしている、管理部の河村です。
#気のせい? #あるある?
少し前に、雨漏れだと思っていた漏水の原因が違うかも・・・というブログを書いていたんですが、本格的な調査と修繕工事がありました。
まずは、原因が確定しない中、状況からセントラル空調設備の循環水が漏水しているのではという事で、上階の床を斫って埋設配管を調べることになりました。
床を斫ると50年物の錆た鉄管があらわになり、その周辺が湿っているのが分かりました。
どうやらここが原因のようです。
埋設部分の腐食した配管を取替えればよいのですが、配管の中は常に水圧がかかっており、水を止めて、配管の中の水を抜かなくては配管の取替が出来ません。
そこで登場したのが、「液体窒素~!」 #じゃじゃじゃじゃんじゃじゃーん
液体窒素は、かの有名なポーランドの物理学者、ジグムント・ヴルブレフスキとカロル・オルシェフスキらによって、ヤギェウォ大学で初めて液化されたそうな・・・
#要らぬ情報
そう冷却剤とかにも使用される液体で、相当冷たい奴です。
そんな冷たい奴を取替したい配管の手前の部分にぶっかけて中の循環水を凍らせ、それより先へ水圧がかからないようにし、その隙に腐食部分の配管を切って取替えてしまおうではないかという画期的な方法~
その名も「凍ってるうちにお願いよ工法」 で「ほんとに凍っているのか?」と緊張の中、配管取替を行いました。
#別名「凍結工法」です。 #そっちが本名だろーよ。
無事配管工事が終わったのですが、終わった後も下階の部屋にはポタポタとまだ水が漏れており、スラブ(コンクリート)の中に溜まった水が落ちてきているとの事でした。
「まだほかに原因があるのでは?」と不安もあったのですが、次の日の朝にはすっかり漏水も止まっており、一抹の不安も払拭する事が出来ました。
漏水発覚より3週間、テナント様にはご迷惑をお掛けしましたが、無事漏水が止まりホッとしています。
今年の夏は水に気を付けたいと思います。
#雨漏れ、排水漏水、給水漏水、断水、断水と続いてる・・・
現場から以上でーす!
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