マンション駐車場について

みなさん、こんにちは！分譲担当Nです。
コロナが５類になり落ち着いたせいかお出かけする方が増えましたね。休みの日に車で外出することが多いのですが、渋滞によく引っ掛かるなと思うようになりました。愛知県は全国で車保有台数が断トツで１位の車社会なので車がないと不便ですよね。

先月、総会で駐車場について話が上がりましたので、今回は駐車場について話したいと思います。

車を動力で移動させ、複数の階層に分けて車を立体的に格納できる駐車場のことです。車をパレットと呼ばれる台に乗せて操作するのが一般的ですが、他にも様々なタイプがあるそうです。駐車場に使える土地がない都市部などで多くみられます。盗難やぶつけられるなどの防止になるのはメリットがあります。その一方で故障した際の修繕の金額が高額というデメリットもあります。

機械式駐車場は限られた空きスペースを有効活用できるというメリットはありますが、機械なので当然修繕が必要になってきます。今回話し合いが行ったマンションでは3000万～4000万（全体修繕）かかると業者から連絡がありました。高額な修繕費がかかってしまうデメリットがあります。メーカー推奨は８年との事ですが、多くのマンションで新設してから修繕してないかもしれません。

修繕方法は大きく分けて３つあります。
①全体リニューアルを行う
　マンションの収支に大きくかかわってきますので、修繕積立金の増額も検討しつつ、長期修繕計画内に全体リニューアル計画を予定する

②壊れたら都度修繕
　全体リニューアルはせず、壊れたら都度壊れたとこのみ修繕する。ただ修繕周期を超えていますので、突発的な部品破損は保守免責事項となる。修繕完了まで駐車禁止になる

③修繕自体をしない
　修繕を計画から外し、運用をやめる。機械式駐車場の運用をやめるなら使用できないよう対策を講じる必要があり、また別で駐車場を探さなければならない。一番のデメリットとして管理組合の収入源である駐車場使用料が大幅に減ることがあげられます。

　

他にも方法があるかもしれませんが、大きく分けて上記3つの方法があります。多くのマンションで機械式駐車場の修繕は問題に上がるようです。機械式駐車場の使用をしてない方からすれば、こんな高額なお金を払って修繕したくないと思うのは当然だと思います。マンションの資金面に大きく影響しますので、長年話し合いが行われ、継続審議になっています。

東海３県で暮らす以上車を手放すことは難しいと思いますので、修繕をして安全に止められるようにするのが良いと思いますが、簡単には決めることができない難しい問題です。

皆様が快適なマンションライフを送れるよう今後も勉強していきたいと思います。