寒波到来⁉
今年から部署が変わりオフィススタッフになったFです。
さて、今週末から来週前半にかけて日本に寒波がやってくるそうです。
強い寒波等により外気温が氷点下になるような日には、水道管などの設備が凍結し、給水が不能になる事があります。最悪の場合、水道管などが破損してしまうことも…。
下の写真は、5年くらい前の強い寒波の際、マンションの共用水道メーターが凍結により破損し水漏れが発生した時の写真です。
水道の凍結予防
マンションの場合、凍結する可能性がある部分としては、メーターボックス内やバルコニーに設置されている水栓が考えられます。
メーターボックス内の水道管は保温材がまかれていると思いますが、水道メーターやバルブ部分、給湯器との接続部分など保温材が一部まかれていない場合があります。
そのような部分やバルコニー設置されている水栓に、事前に布や気泡緩衝材などを巻き付けてテープなどで固定し、熱が逃げないようにする。
また、夜間に宅内の蛇口を少し開けて水をチョロチョロと出しておくと凍結しにくくなります。
凍結してしまった場合の対処方法
気温が上昇し、自然に解凍するのを待つのが一番です。
どうしても急いで水道を使いたい場合の対処法は、以下のとおりです。
●凍結している部分にタオルを巻いて、ぬるま湯(30~40℃)を巻いたタオルにゆっくりかけて、徐々に凍結部分を溶かす ※このとき、熱湯は使用しないでください。熱湯をかけると、温度差によって水道管等が破損する可能性があります。
●ドライヤーを使って水道管周辺を全体的に温める
まとめ
水道管の凍結は、気温がマイナス4℃を下回れば全国どこでも起こりうるトラブルです。
液体の水が冷えて氷になると、液体のときよりも体積が大きくなります。水道管自体は頑丈な素材で作られていますが、水道管を満たしている水が凍って液体よりも体積が大きくなった分、内側から圧力を受けることになるため、水道管そのものが破損してしまうことがあります。
水道管が破損してしまった場合、水道管内の水が凍結している間は大丈夫でも、気温が上がって凍結していた水が解けて漏水が発生してしまいます
冬特有の水トラブルを防ぐためには、水道管が破損しないように凍結防止策を打つことが重要です。
水道管の凍結予防以外にも、雪等による停電に備えて、懐中電灯、防寒着や毛布、電源を確保するためにモバイルバッテリーなども用意しておくといいと思います。
また、物流にも影響が出て商品が品薄となる可能性もありますので、事前に食料品は少し多めに買い、暖房用の燃料も少し多めに確保すると安心です。
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