夏場の停電は熱中症に注意‼
管理スタッフのFです。
前回はマンションにおける停電時の注意点についてご紹介しましたが、今回も停電繋がりになりますが、見出しにある通りこの時期の停電時には熱中症についても注意が必要です。
ということで、今回は夏場の停電対策の備えについて紹介したいと思います。
熱中症対策が難しくなる
皆さん普段から熱中症対策をされていると思います。
停電も短時間で復旧すれば大きな問題はありませんが、自然災害により長期停電が発生した場合、熱中症対策が難しくなりリスクが高くなります。
なぜなら…
①マンションの場合、前回ご紹介しましたがポンプが止まって断水が発生したり、自然災害により地域で断水が発生すると水分補給が出来なくなる危険があります。
※水道から水が出なければ、スーパーやコンビニで水を買えばいいと思われるかもしれませんが、地域で断水が発生すれば、売り切れて入手が難しくなることは十分に考えられます。
②エアコンなど冷房機器が使用出来なくなり、室温が上がって体温を下げれなくなる。
③冷蔵庫が使用出来なくなり、保冷剤などを使って体を冷やす方法がとれなくなる。
停電時に出来る暑さ対策
停電時に出来る対策は以下のようなものがあります。
①窓を開けて風通しをよくする(風を入れることで少しでも室温を下げる)
②うちわや扇子、電池で動くハンディファンなどを使う
③保冷剤で体を冷やす(長期間の使用はむずかしいが、停電が発生したらすぐにクーラーボックスや保冷袋に移せば、保冷剤が溶けるのを遅くすることが出来る)
④水風呂に入って体を冷やす(断水時は難しい)
⑤車のエアコンを利用する(あくまで一時的対策)
※もしポータブル電源があれば、扇風機などコンセント式のものを使うことも出来ます。
備えておきたいもの
①水
防災対策として備蓄されている方もおられと思いますが、ペットボトルを箱買いしておくなど、夏場は普段よりも多く水を備蓄しましょう。
※経口補水液も用意しておくといいと思います。
②塩タブレット
塩分不足にならないよう、手軽に塩分が摂れる塩タブレット。
③保冷剤
脇の下に挟んだり、タオルに包んで首に巻くなど、体温を下げるのに使えます。
アイスやケーキを買った際に付いてくるものを取っておくなど、大量に用意しておくといいと思います。
※冷凍庫に余裕があれば空きペットボトルに水道水を入れて凍らせておくのも一つです。
④クーラーボックス
保冷剤を冷蔵庫からクーラーボックスに移すことで、保冷剤が溶ける速度を遅らせることが出来ますので、保冷剤を有効活用するためのアイテムとしてクーラーボックスがあると良いです。
⑤乾電池式のハンディファン
うちわや扇子の代わりに乾電池で動くハンディファンはおすすめです。
※乾電池の備蓄も忘れずに!
⑥ポータブル電源
ポータブル電源はモバイルバッテリーよりも大容量で、コンセントやシガーソケットも利用できる蓄電池となりますので、普段は自宅のコンセントから手軽に充電することができ、ためた電気を利用して扇風機やサーキュレーターなどのコンセント式の家電を使用することが出来ます。
※お値段はそれなりにしますが、キャンプなどでも使えるののでおすすめです。
台風や地震などの自然災害による長期停電や断水は、現実に起こり得ることなのです。そうした事態を想定して備えをしっかりと用意するようにしましょう。
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