マンションの4K8K放送対策に朗報?!
先日、車で運転移動中にナビTVで北京オリンピック・スノーボードハーフパイプ予選男子のLIVE放送が流れていたので思わず路肩に停めて見ていた時に、平野歩夢のダブルコーク5連続に「雄たけび+腕回し」している所を歩道のオバちゃんにガン見されていた、分譲担当「T」です。(ハッ?!15分くらいだったのですがコレはサボりに該当しますか?しませんよね?シャチョー(゚д゚)!)
オリンピックと言えば先の東京オリンピック開催までに4K8K放送環境を整えるという国の方針があり、今では家電屋さんに4K8K対応というポップが当たり前のように表示されていますね。
そこで今回はマンションにおける4K8K放送対応に関する朗報となりそうな情報を紹介致します。
そもそも4K8Kって何の略?
「K」は「1000」を意味し、現在の地上デジタル放送(フルHD)は横×縦の画素数が1920×1080で「2K」と呼ばれています。
2Kと4Kの違いは画面を構成する画素数の差で、2Kは1920×1080=約200万画素であるのに対し、4Kは3840×2160=約800万画素となり、同じ画面サイズなら4倍の高密度で映像が緻密になります。(ちなみに8Kなら7680×4320=約3300万画素で16倍となるらしいが、スゴ過ぎて逆に想像できません…(~_~;))
マンションで4K8K放送を見るには・・・
マンションでは屋上アンテナ受信またはケーブルテレビ契約で引き込んだTV電波を「混合器」でひとまとめにして「増幅器」で増やした電波を「分配器」で各戸へ分けていますので、新たな左旋電波(上図参照)を受信しようとするなら「アンテナ~分配器」までを新電波に対応する機器へ総取替する必要があり、高額な改修費用を要します。
マンション4K8K放送対策への朗報!!!
しかし、そんなマンション管理フロントマンに朗報ですっ!
『周波数変換装置』(ダウンコンバーター)と呼ばれる装置をを使い、新たな左旋電波を既設機器でも対応できる電波周波数に変換して各戸へ伝送する事ができる仕組みが開発され、こればできれば機器の総取替をしなくて済み、コスト削減が可能になるのです。
管理組合としては以下2点の対策をすれば良いだけとなる。
❶屋上アンテナを左右旋電波対応のものに。(右旋のみアンテナの場合はアンテナ取替が必要)
❷アンテナと増幅器の間に『周波数変換装置』(ダウンコンバーター)を設置する。
あとは4K8K放送を視聴したい居住者には、周波数を元に戻す『アップコンバーター』を各自購入してテレビ端子とテレビの間に設置してもらうようにすれば、専有部内対応も不要になるという優れモノ!
ただし、弱点もある!!
弱点1)
変換後の周波数はケーブルテレビの帯域を使用するため、現在ケーブルテレビで 放送を視聴しているマンションは導入できない!
弱点2)
既設の増幅器がケーブルテレビに対応していない場合は対応可能の増幅器に取替しなければならない!!
アレッ?!
アレレー?!
という事は、アンテナが右旋のみ対応で、増幅器がケーブル未対応なのであれば、結局ほぼ総取替になってしまうのではないでしょうか???
こんだけ言っておいて調べてみたら結局、一周回ってコストが掛かるという事も・・・
回り過ぎヤローッ!!!
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