マンションのメリットを活かす!
そろそろ年末的な空気になり、今年もコロナウィルス関連ワードに圧倒された一年という心象がありますが、やはり明るくワクワクした話題で締めてもらいたいなぁという期待から、今年の流行語大賞は「ショー(翔)タイム」だと予想している、分譲担当「T」です。
コロナウィルス感染拡大防止の観点を中心に物事を計ると考え方を根底から見直さなければいけない状況になり、今まで通り行動できずどうしてもマイナスイメージを持ってしまいがちです。
なので今回はマンション管理会社という立場から、考え方を180度見直した上でマンションのメリットを活かすお話を考えてみたいと思います。
マンションは高所・堅固・不燃構造だから・・・
先月のブログではウィルスのマイナスイメージに侵食され、地震時におけるマンションのデメリットを呟いておりましたが、今日の私は先述の通り180度違います!(ただの手のひら返しと言うのでは?!(゚Д゚;)
調べてみたら、20年以上前の阪神・淡路大震災でも死亡したマンション居住者はほとんどおらず、2度の震度7の揺れに見舞われ被災したマンションも多い熊本地震でもマンション居住者は犠牲になっていないらしいです。
これまでは災害発生の恐れがあるとき、多くの人は避難所の利用を連想すると思いますが、昨今のコロナ禍では避難所での感染症クラスターが頭をよぎります。
そこで、高所で堅固で不燃構造であるマンションは地震や風水害による被害が比較的少ないと考えられるメリットを活かして、あえて避難所には行かずマンションに留まる在宅避難を想定しておくと、「マンション=命を守るシェルター」という可能性も見い出せるのかもしれません。
もちろんそれなりの防災備蓄品が必要となり、各お部屋に常備しておくことは困難な為、共用部分での備蓄検討を管理組合様へ提案していくのも管理会社の役割として要点の一つになりそうな気がします。
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