寒い時期は要注意‼
管理スタッフのFです。
1月に入って寒い日が多いですが、風邪など引かないよう体調には気を付けていきましょう。
ところで、皆さんはご存知でしょうか?
寒さで体調を崩すのは人間だけではなく、給湯器も体調(?)を崩してしまうのです。
冷え込みが強まると給湯器の故障が増える⁉
なぜ、寒くなると給湯器が故障しやすいのでしょうか?
冬の水温は夏に比べると平均して10℃以上低くなります。
水温が低くなると給湯機の熱交換器(水をお湯に変えるところ)で、たくさん燃焼させないとお湯に変わらないため、暖かい時期に比べて大きな負荷がかかるので給湯器の故障が発生しやすくなります。
また、冬場は温度設定を高く設定したり、キッチンでの洗い物や朝の洗顔などお湯を使う機会が増えるのも原因の一つと言われています。
給湯機が故障してしまうと、キッチンや洗面所でお湯が使えないばかりか、お風呂にも入れなくなり寒い時期は特に大問題です。
給湯器が故障する前には「お湯の温度が安定しない」「お湯が出るまでに時間がかかる」「お湯を出すと給湯器から大きな音がする」「給湯器からポタポタと水が垂れる」などの前兆があります。
こうした小さなサインを見逃さず、給湯器の異変に気づいたら早めにお近くのガス会社や地域のガス設備会社にご相談されることをおすすめします。(※賃貸にお住いの場合は、大家さんや管理会社へご相談下さい。)
10年以上経過している場合は交換の検討も!
故障した場合、メーカーによる修理もありますが、10年以上経った商品だと、すでに部品が無かったり、部品があって今回修理が出来たとしても、すぐに別の部品が故障してしまう事もあります。
家庭用給湯器の場合、安全上支障なく使用できる設計標準使用期間は約10年~15年とされているため、寿命(耐用年数)を超えている場合は修理ではなく本体を交換したほうが長い目で見ても経済的です。
尚、給湯器には色々な種類・タイプがあり、それによって価格も大きく変わります。
追い炊き機能付きオートタイプでは交換にかかる費用も高額になるため、まだ不具合が出ていない場合でも、将来の給湯器交換を想定して修繕費用を貯蓄しておくことをおすすめします。
給湯機はわたしたちが快適に生活するために欠かせない設備です。
耐用年数や故障の前兆などをあらかじめ知っておくことで、冬の寒い日に突然お湯が出なくなるといったトラブルを事前に回避することも可能だと思います。
日頃から給湯器の健康状態もチェックして、早めの対応を心がけましょう。
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