インフレ時代に対応する!収入源の多角化とは?②
前回に引き続き、物件が持つ「余白」を活用した収入源の多角化について考えていきましょう。
【活用術2】時代のニーズを取り込む
これからの賃貸経営では、社会の変化をうまく取り込み、家賃以外の「収入源を多角化」することも一つの戦略です。
たとえば、「EV(電気自動車)充電スポット」や「シェアサイクル・ポート」の設置が考えられます。
■幹線道路沿いならEV充電スポット
所有されている物件が幹線道路に面していたり、来客用の駐車スペースに余裕があるなら、EV充電スポットの設置を検討してみてはいかがでしょうか。
EV充電スポットには、利用シーンに合わせて以下の2タイプがあります。
・経路充電(急速充電): ドライブの途中で充電したい人向け
・目的地充電(普通充電): 商業施設などで滞在している間に充電したい人向け
気になるコストは、工事条件によって幅がありますが、普通充電器で数十万〜200万円台、急速充電器で300万円〜が目安です。
設置費用は、補助金の利用で実質負担を抑えることも可能です。
また、最近では「設置費用0円」を掲げる事業者も存在します。
新しい分野だからこそ、複数の事業者を比較し、ご自身の物件に最適なプランを見極めるのが重要です。
■都心や観光地なら「シェアサイクル・ポート」
「大がかりな設備投資はちょっと」というオーナー様におすすめなのが、シェアサイクルのポート設置です。
自転車数台分のスペースさえあれば始められます。
とくに以下のような場所は、高い需要が見込めます。
・駅前やバス停の近く
・大規模駐車場の周辺
・観光スポットの近く
シェアサイクルのメリットは、オーナー側の初期費用や運営費が基本的にゼロであることです。
メンテナンスは運営会社が行うため、手間がかかりません。
収益形式は主に以下の2パターンです。
・固定型:スペースを貸し出し、毎月決まった賃料を受け取る
・従量型:利用回数や売上に応じて、一定の割合が還元される
各事業者で内容が異なるため、比較して契約することが重要です。
一般的には、ラック1台あたりで得られる収益は、500〜2,000円程度といわれます。
他の施策に比べて、リターンが低いのがデメリットです。
今回はここまでにして、次回も収入源の多角化について考えていきましょう。 (次回 2/23)
関連した記事を読む
- 2026/07/21
- 2026/07/14
- 2026/07/07
- 2026/06/23

