2025年12月11日
賃貸経営まめ知識
賃料増額は繁忙期が絶好の機会!実現のための方法は?②
前回、値上げを実施する場合は「適正な値上げ幅」を設定することが重要であり、根拠のあるデータに基づいた判断が、入居者との信頼関係を損なわずに賃料アップを実現する鍵となることをお伝えしました。
そこで今回は、データに基づいた賃料設定についてお伝えしていきます。
感覚ではなく、データに基づいた賃料設定が重要
賃料を見直す際、何となくの感覚で設定してしまうケースは少なくありません。
しかし、その結果として相場よりも低い家賃になってしまうケースもあります。
相場を下回る賃料は、収益性を損なう大きな要因です。
逆に、相場を上回る家賃設定は空室リスクを高めます。
近年の入居者は複数のポータルサイトを比較しながら情報収集を行っています。
そのため、賃貸経営においては、市場データに基づく「根拠のある賃料設定」が求められます。
客観的なデータに裏づけされた賃料こそ、オーナー・入居者の双方が納得しやすい金額といえるでしょう。
データに基づく賃料設定では、まず、立地・築年数・専有面積・駅距離などの条件が近い物件を抽出し、平均賃料を算出します。
そのうえで、次のような要素で調整すると適正賃料が導き出せます。
・加点要素(プラス調整):新築・築浅、宅配ボックス、オートロック、独立洗面台、無料Wi-Fiなど
・減点要素(マイナス調整):築古物件、1階住戸、日当たり、騒音など
ただし、こうしたデータの収集・分析を個人で行うのは簡単ではありません。
そこで活用したいのが、AI賃料査定サービスです。
膨大なビッグデータをもとに、物件ごとの適正賃料を自動的に算出してくれます。
感覚や勘に頼らず、データに裏付けされた賃料設定を行うことで、長期的な安定経営につながります。
今回はここまでにして、次回は賃料増額を行うタイミング等についてお伝えしようと思います。(次回 12/18)
この記事を書いた人
オフィス スタッフ
オフィスで現場対応している管理スタッフをサポートしています。
また、家賃、管理費、修繕積立金等の収納手続き、月次報告書の作成等を行っています。
関連した記事を読む
- 2026/07/21
- 2026/07/14
- 2026/07/07
- 2026/06/23

