飛来物注意
皆さん、こんにちは!分譲担当Nです。
2月ももう終わりますが、まだまだ寒い日が続きますね。先日とあるマンションでの設備点検で屋上に上がった際に強風も相まって凍死するかと思いました(笑)
早く暖かくなってくれと願うばかりです。
飛来物注意
こんな寒い中さらにヒヤッとした事件が起こりました。
先日、担当しているマンションの近くで作業している作業員から連絡がありました。ないかと思い話を聞いてみると組合で設置している看板が飛ばされているとの事でした。すぐ回収してくださったおかげで事故がなかったことが幸いでしたが、もし誰かに当たっていたり、車にぶつけていたらすごい騒ぎになっていたと思います。すぐ回収してくださった作業員さんに感謝しかありません。
その日は風が強い日ではありましたが、まさか看板が飛ばされるとは思っていなかったため、かなり焦りました。実際に強風で物が飛ばされて被害を与えるケースは多々ある様なので、看板以外にも飛ばされそうな物の管理等しっかり行って行くことが望ましいですね。
被害があった場合の対応について
マンションで火災保険に加入していると思います。契約内容にもよりますが、今回のケースでは火災保険で対応が可能かと思います。看板もマンションの一部として扱われますので、建物管理賠償責任補償に該当します。
建物管理賠償責任補償とはマンション共用部分の管理等に起因する偶然な事故により、他人にけが等をさせたり、他人の物を壊したりした場合に損害賠償責任を補償するものです。
支払限度額や免責金額等も決まっておりますので、保険会社への確認や保険証券の確認は必要です。基本被害原因に対する修繕は保険対象外となりますので、全額実費負担となると思われますが、今回のケースでは強風によって起きておりますので、もしかしたら風災が認められるかもしれませんね。
被害を受けた場合の対応について
他のマンションでは強風で飛ばされたものがガラスやバルコニーの隔て板を割るなどがよく起こります。こういった場合は、相手方がわかれば請求できますが、わからない場合は火災保険を使用して修繕を行うことが可能です。よく窓ガラスは共用部分に含まれるのかと質問がありますが、窓ガラスは共用部分に該当します。ただお部屋の内側に面している部分は専有部分に該当しますので内側から割ってしまった場合はマンション火災保険の対象外になります。
まとめ
今回かなりヒヤッとしましたが、被害がなく本当に良かったです。ただ他のマンションでも看板等何かしら飛ばされることは起こり得る事かもしれません。設備点検時に設置状況もしっかり確認していきます。
マンション火災保険は年々金額が上がってきておりますので、未然に防げる箇所は対応し、組合の負担を減らせれるようにしていきたいと思います。

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