給水設備改修工事終わりました~!
こんにちは。分譲担当の村上です。年内最後のブログになります。
まず、「恒例のイベント」がやっと終わり、何はともあれこれで解放されました!
結果は来月・・・ケアレスミスがなければ大丈夫なはず・・・神様~~~(´;ω;`)
そして、背中に翼が生えたかの如くまっしぐらにジム行って筋トレしてきましたがもうバ
キバキです!!!
“イベント” も終わったし抜け毛もおさまるといいなぁ・・・
さて、今回は担当しております物件にて、受水槽、高架水槽の取替えを行ったマンション
の紹介です。
私の担当しておりますマンションでは、貯水タンクの更新をした物件は初めてでした。
工期も1ヶ月ちょっとと大掛かりな物で、入居者の方にもご不便お掛けした場面が何度か
ありましたが、終わった今、やっとキレイになったね!という気持ちであります。
ー高架(高置)水槽方式ー
こちらのマンションの給水方式は高架(高置)水槽方式が採用されており、地上の受水槽
に貯めた水を揚水ポンプで屋上の高架水槽まで送り、重力を利用して各戸に給水する方式
です。
メリットとして、高架水槽に水が貯まっている分については、災害時に断水や停電が発生
してもしばらくは給水できることです。
デメリットは受水槽に加え、高架水槽の清掃等メンテナンスもしなくてはならず手間と費
用がかかること。また導入する場合は屋上にタンクを設置するため、工事費用も増えるこ
となどが挙げられます。
また、給水方式の種類はありますが、今回は割愛させていただきます。
ー貯水槽の耐用年数等についてー
現在、国内において貯水槽として最も一般的に用いられているFRP(繊維強化プラスチッ
ク)製の受水槽・高架水槽については、メーカー耐用年数が15年と設定されております
が、設置されている環境や維持管理の状況によって劣化の進行に差が生じる為、一般的な
使用期間としては15年~25年が目安となっております。
FRP製の貯水槽については、直射日光からの紫外線により樹脂の劣化と水道水中の塩素や
消毒剤の揮発による槽内の金具の腐食が設備寿命のポイントであり、設置状況によってタ
ンクの劣化具合に大きな差があるようです。
担当しておりますマンションの高架水槽にも、今回取替えのきっかけともなった「亀裂や
表面の劣化」が見受けられておりました。
設置環境的にも受水槽に比べ劣化が進んでいたのではないでしょうか。
こちらのマンションの管理組合様には現行の高架水槽方式と加圧給水方式で検討していた
だき、メリット、デメリットを踏まえた上で、引き続き高架水槽方式での更新工事を選択
されました。
長期修繕計画においても25~30年で更新が計画されていますが、計画通り?実施できま
した。
これで当分の間は大丈夫そうで安心です!
最後に新しくなった各水槽の写真になります。
施工前に写真を取り忘れておりました・・・(取替後の高架水槽は画角におさまっていませんが)
今年もいろいろありましたが、例年のごとく学びの連続であり、来年は今年の反省点を生
かしさらなる飛躍を願って邁進して参ります!
それでは良いお年をお過ごしくださいませ。
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