マンションも省エネ時代!
妻の韓ドラ沼から始まり、下の娘がK音沼にハマったせいで、我が家の食事は若干韓国メニューが多くなりつつあった中、最近甘い紅茶に苦いコーヒーを入れるという飲み物(何回聞いても名前は覚えれませんでした…)まで登場し、大変驚愕している分譲担当の田中です。(゚д゚)!
さて、今回は分譲マンションにおける省エネ改修についてのつぶやきです。
管理会社としてマンションの大規模修繕工事補助に携わることがある中、やはり機能維持だけではなく、生活向上の一助となるプラスαのリノベーションができるといいなぁと感じる事は多々あります。
窓・玄関など開口部の断熱改修
窓や玄関などの開口部は、古いマンションでは断熱性能が低いことが多いため、その断熱改修により省エネ効果を高めることが期待できます。
特に窓の多いマンションでは窓サッシの改修は大いに効果的ですが、一斉に同じ仕様で行うには長期修繕計画でしっかりと資金計画を立てる必要がありますし、全戸入室する必要があるため大規模修繕工事に合わせるなど全戸完工するハードルも高く、管理組合での意思形成~着工・竣工するまでには前途多難な作業となります。
また、改修方法も振動騒音が大きく工期もかかるサッシの撤去新設ではなく、1日で施工完了できるカバー工法、内窓設置、ガラス交換など居住者の負担を軽減できるものも増えてきています。
外壁・屋上の断熱改修
区分所有者がそれぞれの住戸内リフォームをする際には、壁の内側から断熱材を施工したり、よく使う部屋の周りだけを部分的に断熱改修することはあると思いますが、マンションの外壁や屋上は外気の影響を受ける面積も大きいため、適切に断熱することで省エネ効果を高めることが期待できます。
マンション全体の断熱改修を管理組合として実施する場合には、在宅を要する窓サッシよりも外壁や屋上の断熱改修の方が効果的だと言えます。
また、外壁の外断熱改修の施工には仮設足場を要したり、バルコニー等の専用使用部分の使用が一時的に制限されたり、屋上については防水改修に合わせて断熱改修をできたり、大規模修繕工事と重ねることでより着工のしやすさが上がり施工的にも効果的です。
マンションの省エネ改修メリット・効果
■部屋の温度を快適に保つ
断熱性能の違いによる室内温度の大きな差が光熱費に大きな影響を与えます
■カビの抑制によるアレルギー改善
断熱性能を高めることで、室内の結露を防止しカビの発生を抑制するため、気管支喘息やアトピー性皮膚炎などの症状が改善していくという調査報告がされています。
■冷暖房費や光熱費を抑えられる
省エネ改修は家電製品のランニングコスト面でもメリットがあります。
■資産価値向上につながる
2024年4月から住宅・建築物の「省エネ性能ラベル表示制度」が開始され、販売や賃貸の際の広告等に表示されるラベルで省エネ性能を把握しやすくなりました。今後は省エネ性能をもったマンションが適正に評価され、資産向上につながる事が期待されます。
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