防犯カメラについて
こんにちは。分譲担当の村上です。 週明けも普段通り出社するものだと思ったあの日から、約3ヶ月…仕事に復帰します! やっと松葉杖無しで歩けるようになったものの、完治にはまだ時間がかかりそうです。 そして、歩ける喜びを痛感しております(´;ω;`) 皆様にはご迷惑をお掛けしましたが、また今後ともよろしくお願い致します。
さて、今回は防犯カメラについてです。 担当させていただいておりますマンションでは、契約満了日を迎えるにあたり防犯カメラシステムを一新することを検討していただきました。
安心して生活を送るためにマンションにおける防犯設備の一つとしての「防犯カメラ」は重要な要素の一つであり、防犯対策をする上でその役割を担っており、昨今需要が高まる防犯カメラの導入にあたり参考になればと思います。
ーカメラの種類についてー
【ドーム型】
ドーム型防犯カメラは、レンズがドームに覆われたタイプの監視カメラ。ドーム部分は耐久性のある素材が使用されており、屋外でも使用可能ですが屋内のほうが良く目にします。
また、幅広い範囲を撮影できるので死角が少なく、天井や壁に直接設置できるカメラ自体が多いため、景観を崩さずに取りつけることができ、威圧感もないため、自然な状態で監視をすることができます。
【ボックス型】
ボックス型防犯カメラは、ハウジングと呼ばれる箱型の専用ケースに入れて設置する監視カメラ。防犯カメラとしての威圧感が高く、THE監視カメラというイメージ。
また、カメラが箱に収納されるタイプなので、雨風や衝撃に対する耐性は強い傾向にあります。
しかし、撮影方向が限定されてしまうため、死角ができやすいのが難点。
【バレット型】
筒状の形をしたタイプの監視カメラ。
こちらもボックス型同様に威圧感のある見た目をしているので犯罪抑止効果が高いと言われており、店舗や事務所の軒先などに設置されることが多いようです。
ただし、ボックス型同様に撮影方向が分かりやすく死角も多いというデメリットもあります。
他にダミーカメラやワイヤレス型などありますが、基本的には上記3つが多いはずです。
ー導入方法についてー
【買取りのパターン】
レンタル、リース方式と比較した際には利用期間に対する費用総額が安価となるケースがメリットですが、機器の破損による修理対応等については、別個料金が発生するため、想定外の支出や都度手配をする必要があります。
【レンタル、リースのパターン】
定期的な保守対応や部品交換を含む修理対応等について無償対応が可能であるため、より安定した運用を行う事ができる点がメリットです。
また、リース期間満了後、再リース契約という形で安価に運用を継続することも可能です。
最近はレンタル、リースで運用をするパターンが主流のようです。
ー管理規約への追加検討や工夫ー
新規で防犯カメラ設備を導入する場合には、使用細則の制定についても併せて検討を行う事が望ましいとされています。
防犯カメラに映る情報は、個人情報などを含む重要な情報資産であり、確認する際の手順や制限を行なわなければ、トラブルに繋がるケースがあります。
また防犯カメラを設置する際、合わせて「防犯カメラ運用細則」なるものを新設するのが一般的ですが、細則の新設も、規約の変更(特別決議事項)と異なり普通決議で設定が可能です。
ーまとめー
防犯対策の一環として、防犯カメラについてご紹介しましたが、防犯だけに限らずマンション内でのイタズラや異常発生時における事象確認や人物特定などにも貢献すると思います。
保険と同じで何もないに越したことはありませんが、有事の際には心強いものだと思います。 合わせて資産価値向上の観点からもまだ導入していないマンションについては検討してみてはいかがでしょうか。
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