雨漏れについて
こんにちは。分譲担当の村上です。
最近、帰路について落ち着くころにはいい時間になっているので“日課”がおろそかになっ
ております。そうなると精神状態が危うくなり仕事の効率が落ちるのでなるべく時間内に
終わらせられるよう必死ですが数の暴力に対しうまく立ち回れてない感は否めません …
(要約:理事会、総会準備中に別案件が定期的にやってくるのであっぷあっぷw)
さて、今回も漏水?と思いきや、初となるトラブル対応で「雨漏れ」についてです。
リフォームの為、解体途中で「壁が濡れている」とのご連絡を受け、現地調査をした
際のお話です。
また漏水かぁ~と思ってましたが、じつは他に原因があるようです。
(この時点では、まだ調査前なので断言はできませんが、仮定した上で進めます)
ー雨漏れの原因とは?ー
原因と言っても、様々ですが基本的には構造物の老朽化や損傷が原因となります。
外壁、防水層、コーキングの劣化、サッシまわり、排水設備の劣化などが原因となり、雨
水の侵入を許してしまうようです。
これらの原因が組み合わさることで、原因箇所から雨漏りが発生することもあります。
そのため、雨漏りを発見した際は、専門的な知識を持つ業者に調査を依頼し、正確な原因
を特定することが重要です。
※写真は実際に連絡のあった部屋に伺った際のものです。
この他にも押入れもこれに近い状況でしたが、こちらは普段閉め切っていることも考慮す
ると換気不十分、結露も原因している可能性もあるのでは?と、一緒に立会いしていただ
いた、設計士さんの見解でした。
ー調査方法ー
業者ごとで調査方法に差はあると思いますが、以下の方法で調査するそうです。
・目視等 … 目視・接触・打診し、雨水の侵入経路を特定する調査
・散水 … 散水調査とは、雨水の侵入経路と疑われる箇所にシャワーホース等で散水
し、雨漏りを再現することで原因を特定する調査
・赤外線カメラ … 建物を赤外線カメラで映し出して温度差を観察する調査
・発光液 … 発光液を混ぜた調査液を原因箇所と思われる箇所に流し込み、紫外線を当
てて発光箇所から侵入経路を特定する調査
他にも調査方法はあるようですが、上記調査内容が割と多いようです。
ちなみに今度調査依頼をする業者は発光発光液を使った調査がメインになるとのことで
す。
ー雨漏れ防止の予防策とはー
まずは定期的な点検を!
雨漏りの早期発見や問題箇所の特定に役立ちます。建物や共有部分の状態をチェックしま
しょう。
外壁、窓サッシ、雨樋などの重要な部位を特に注意深く点検し、劣化や破損、クラック、
水漏れの兆候などを確認し、早めの対応を行うことで雨漏りを防止することができます。
そして、点検を基に手入れが必要な箇所の補修、修繕を実施していく事です。
とは言ったものの、戸建てと違って分譲マンションではこのあたり、なかなかささっと取
り組めないのもリアルなところではないでしょうか…
今回は、調査前の下調べ的な部分でもって記事にしましたが、さわりだけでも知識の共有
が出来れば幸いです。
次は調査を踏まえてご報告が出来ればと思います。
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