4Kテレビって実は・・・
毎年、妻の誕プレに旬でありつつ“要らねーッ!”って言われる物を娘たちと考えるのが恒例となっている、分譲担当「T」です。(ちなみに、昨年は老眼の気が出はじめていたのでスワロフスキー風にデコった100均の老眼鏡で、120点な“要らねー”を頂きました!(*‘ω‘ *))
さて、今回は4Kテレビに関する意外な思い込みを耳にする機会がありましたのでご紹介しよーと思いました。
4Kテレビを買えば4K放送が見れるんでしょ?
最近立て続けに担当するマンションで、テレビ視聴設備の改修工事を実施したのですが、何れでも「テレビに4K対応って書いてあるから4Kで映っていると思ってた」という言葉をよく聞きました。
日本政府が2020年の東京オリンピックに向けて4K/8K宣伝をやりまくっていた影響で、今や家電屋さんのテレビ売り場は4K/8Kを謳う製品ばかりなので、確かに見れるのが当たり前だと思うのは当然ですよね。
しかし、4Kテレビを買えば4K放送を楽しむことができるのかというと、そうではありません。
では、何が必要なのでしょうか?
4K対応のアンテナや付属機器が必要
放送衛星から送信される電波は図2の様にらせん状に回転していて、従来の衛星放送(2K)は『右旋』(1000~2000MHz)を使用しており、4K放送には『左旋』(2200~4000MHz)を使用している。
つまり、4K放送が開始された2018年頃以前に建てられたマンションでは2Kを受信する右旋のみに対応している設備が設置されているので、新しく左旋で放送される4K放送のチャンネルは受信することはできません。
全ての4K放送を見られるようにするには、まず4K対応アンテナ(右旋・左旋を受信できる)を設置しなければなりません。また、より安定した視聴環境にするには図1の様にテレビ電波に関連する付属機器となる分配器やブースターも4K対応製品へ交換する必要があると言えます。
改修するきっかけはアンテナの不具合ではなく、大抵ブースターなどの電子機器に対する不具合や劣化懸念の方が多いと思いますので、お住まいのマンションのテレビ視聴状況が気になられる方は、是非一度弊社へお問合せ下さいませ。
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