自動ドアの不具合には何がある?
こんにちは。分譲担当の村上です。
絶賛総会シーズン真っ只中で資料作りに追われています。少し前から家に帰ると眠くなっ
て “やるべきこと” が満足にできていない状況です(前はそんなことなかったのに…)
ガチで筋肉しぼみそうです…(泣)
しかし、今が踏ん張り時ですので頑張ります!!!
さて、今回は 「自動ドアの不具合」 についてです。
総会に向けての資料作りで思ったことが、たまたまかもしれませんが自動ドアについて検
討する物件が多いような気がしました。
それもそのはず、特に動作不良なく十数年月日が経てばガタもきますよねって話です。
ー自動ドアの耐用年数は?ー
自動ドアは、10年から15年程度と言われています。寿命に幅があるのは、使用頻度が関
係しています。長くても寿命は15年ほどと言われています。
特に消耗品などは、数年に1度、交換する必要があります。そのため、多くの自動ドアメ
ーカーでは3年から4年ごとに点検修理を実施するよう推奨しています。自動ドアは車と同
じで、定期的に部品を交換したり、点検を行うことで長い期間、安全に使用することが可
能です。
分かり切った話ではありますが、実際問題その都度部品を交換するのかと言うと、なかな
か実施していないマンションは多いのではないでしょうか?
ーよくある故障や部品とは?ー
不具合と一口に言っても多くありますが、今回は僕の経験したもので割と以下の内容が多
いのかな?というものをピックアップしました。
【ドアハンガー】
劣化してくると異音が発生したり、ドアの開閉動作が不安定となり、脱輪などの大きな事
故につながる可能性があります。
【プーリー(滑車)】
駆動装置の中にプーリーと呼ばれる滑車が取り付けられており、ワイヤーをひっかけてス
ムーズに動くための役割を担っています。劣化により異音が発生し作動が停止したりしま
す。
モーター
開閉する際の動力になる部品で、重たいドアを開ける、閉じかけたドアを停止する、とい
う重要な部品となります。劣化により誤作動を起こす原因になります。
補助光電センサー(挟まれ防止)
起動センサー(通行するときに働く頭上のセンサー)では検知しにくいドアの軌道上の人
や物を検知し、駆動装置に作動信号を送信する装置になります。
尚、これらは「ドアオペレーター」と呼ばれ、駆動装置一式のことを指します。
この中は重要な部品が収められている場所になります。
これまでの経験からも上記部品の不具合により改修に至るケースがほとんどです。
—何事も定期的なメンテナンスを!ー
メーカーの言う「耐用年数」とは定期定なメンテナンスをして正常に動作していることが
前提にどうやらあるそうです。
マンションなどではオートロック自動ドアが採用されているところが大半だと思います
が、それこそ故障してからでは防犯面で問題だと思います。
現実問題、不具合が起きないとなかなか部品を交換しないと思いますが、物を大切にする
意味では部品の取替えや定期的なメンテナンスをしっかり検討、実施するべきですね。
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