「賃貸の退去時に見落としがちなこと&忘れ物」ランキング
不動産情報サービスのアットホーム株式会社は、賃貸管理を主業務とする全国のアットホーム加盟店を対象に実施したアンケート調査の結果をもとに、『「賃貸の退去時に見落としがちなこと&忘れ物」ランキング』を発表しました。
本調査は、2022年10月18日(火)~10月25日(火)までの間に実施したアンケート調査の結果をもとに、ランキング形式で発表し、不動産会社のスタッフエピソードも掲載されています。
賃貸の退去時に見落としがちなことランキング
1位:インターネットショッピングの住所変更
2位:郵便物の転送手続き
3位:火災・地震保険の解約手続き
4位:郵便受けを空にする
5位:粗大ごみの処分申請
不動産会社からのコメント
・転居先の住所に変更せずネットショッピングをして、前の住まいに置き配されているケースが目立つ
・郵便転送はしているけど、定期購入などがそのままになっていることがある
・新しい入居者から、前の入居者の郵便物が届くとよく相談がある
・住民票の転出・転入手続きをするだけで郵便物についても変更されていると勘違いをしている人が結構いる
・「入居者に解約手続きをする意識が少ない」「保険の解約をすると、保険料の一部返金があることを知らない人も多い」
賃貸の退去時に多い忘れ物ランキング
1位:物干し竿
2位:自転車
3位:郵便物・宅配ボックスの中身
4位:ベランダのスリッパ
5位:掃除用品
不動産会社からのコメント
・長さの問題もあり引越し時に残置されることが多い
・ベランダに物干し竿がそのままのことはよくある。退去の立会い時は室内だけでなくベランダ、建物周りなども確認している
・「自転車は退去のたびに溜まっていく」「普段使用していなかった壊れた自転車を置いていく人が結構いる」
・「転送手続きをされていたが、タイムラグがあった様子」「転居先の住所を聞いて残置されているすべての郵便受けの中身を送った」
・包丁などは、よくキッチンの収納スペースに忘れられてしまうケースがある。
管理会社としては、退去が増えるこれからの時期はもちろん、日常的に、こうした余分な業務をなくすために、今回のランキングを参考に「退去時チェックリスト」を作成し、
退去時の業務標準とする体制を整えたほうがいいでしょうね。
結果、お互いトラブルのない気持ちのいい退去に結び付けば、これにこしたことは無いと思います。
関連した記事を読む
- 2024/11/22
- 2024/11/19
- 2024/11/12
- 2024/11/08