後の祭りの話
先週末に住んでいる地域の納涼祭りが開かれ、季節外れの盆踊りに参加したのですが、音頭と言えば、「東京音頭」でも「よさこい節」でも「きよしのズンドコ節」でもなく、「クックロビン音頭」を思い出す管理部の河村です。
#ダンシングヒーローが若者たちで盛り上がっていた。
上下水道局の方から「検針値が多くなっているので、どこかで漏水していませんか?」
のような連絡を頂く事があります。
定期的に検針業務をしているところでは、急激に数値が多くなっていれば気づいたりするのですが、徐々に増えていったり、検針していない場合は、漏水被害が表に出てこない限りなかなか気づく事が出来ません。
今回も上下水道局からオーナー様に連絡があり、調査をすることになりました。
親メーターを確認すると確かに、ずーっと水道メーターのパイロットが回り続けています。
ただそれは、誰かが水を使用している可能性もあります。
8階建てのビルなのですが、2-7階はテナントが入っていて8階はオーナー様が住んでいます。
1-7階までの各階止水栓を閉めて親メーターを確認すると、それでもなおパイロットが回り続けるではありませんか・・・
これはもう8階のオーナー宅で漏水しているに違いない・・・でもオーナー様には事前にどこかで水漏れしているような形跡はないかと確認は取っていたのですが、特に問題が無いとの事でした。
オーナー宅へ訪問し、元の止水栓の位置を聞くと、わからないとの事でとりあえず水回りを確認させて頂く事にしました。
#止水栓の位置は把握しましょう。
そしてトイレに入ると使っていないのに「シュー」っと違和感がある音がしています。
洋式便器のタンクの中を確認するとやはり水が出続けていました。
本来はタンクに水が定水位まで溜まると、水が止まる仕組みなのですが、タンクから便器へ水が流れ続けていて、タンクに水が溜まり切らず、給水し続けている状態になっていました。
トイレの止水栓で水を止めると、タンク内の水がだんだん減っていき、3分くらいで空に近い状態になってしまいました。
これって・・・
#考えるとヤバい
タンク内の水が仮に6リットル溜まるタンクとして、3分で空っぽに・・・
ずっと給水し続けていたので、一時間で120リットル・・・
一日で2880リットル・・・一ヶ月では?
速攻に部品を手配し修理させて頂きましたが流れていった水は帰ってきません。
そして水道料金も・・・後の祭りです。
今回の場合は、もっと前にオーナー様自身で気づけたはずです。
#もっと関心を持ってください!
皆様ご注意を・・・
現場から以上でーす。
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