「管理計画認定制度」と「マンション管理適正評価制度」の違いについて
管理スタッフOです。(←イニシャルでオーです。)
6月27日に東海地方でも梅雨明けが宣言されました。平年に比べると22日早い梅雨明けとのことで、つい先日梅雨入りしたような?梅雨入り宣言されてからとたんに雨が降らなくなったような??
これも地球温暖化と何か関係があるのでしょうか???
とにかくこれからは夏本番を迎えますので、熱中症にも気を付けていきましょう。
さて以前の私のブログでも何回かご紹介させて頂きました「管理計画認定制度」と「マンション管理適正評価制度」について、似たような名称の為混同してしまいそうですので、それぞれの制度の違いについてまとめてみましたので改めてご紹介させて頂きます。
1.「管理計画認定制度」
(1)概要:管理適正化推進計画を作成した地方公共団体が、マンションの管理計画が一定の基準を満たす管理組合に対して認定する制度
(2)運営:地方公共団体(管理適正化推進計画を作成した地方公共団体のみ)
(3)審査項目:16項目+α(地方公共団体独自の設定項目)
(4)判定:認定〇×
(5)有効期間:5年
(6)費用:システム利用料10,000円(税込)+別途事前確認審査料
(7)情報公開:マンション管理センターHP内「管理計画認定マンション閲覧サイト」
(8)確認者:事前確認講習を修了したマンション管理士
(9)対象マンション:管理適正化推進計画を作成した地方公共団体に立地するマンション
2.「マンション管理適正評価制度」
(1)概要:マンションの管理状態について、全国共通の評価基準を策定し、良質な管理が市場で評価される新たな仕組みとして策定された制度
(2)運営:マンション管理業協会
(3)審査項目:30項目
(4)判定:6段階評価
(5)有効期間:1年
(6)費用:登録料5,500円(税込)+別途評価申請手数料
(7)情報公開:マンション管理業協会HP内「マンション管理適正評価サイト」
(8)確認者:協会指定の評価者講習を修了した管理業務主任者又はマンション管理士
(9)対象マンション:日本全国のマンション
3.まとめ
「管理計画認定制度」に対して、「マンション管理適正評価制度」は対象地域、審査項目、有効期間等の内容が大きくカバー、補完されています。
また、上記制度とは別に一部の自治体では条例によって「マンション管理状況届出制度」を制定されているところもあり、対象となるマンションは必ず申請をしなければなりません。
似たような内容、似たような名称で混乱してしまいそうですが、マンションの管理内容について具体的な認定基準が示されたことにより、管理会社の提案力が一層期待される立場になったことを肝に銘じ、今後も業務に邁進してまいります。
マンション管理でお困りのこと等ございましたら、中京ハウジング㈱までご相談下さい。
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