扉の締まりが悪い時の専用工具とは?!
こんにちは!新人の村上です!
担当する物件の決算が近いこともあり事務処理が多く、理事会や総会に向けて慌ただしく
なっており初めての業務ばかりで資料一つ作成するにもかなりの時間を要しております。
これを複数同時進行でこなしながら僕の質問や添削作業に加え日々の業務をこなす先輩た
ちとは…超絶マルチタスクか?!
頭の中どうなってるのでしょうか?単純に一言、ヤバいです(笑) (いい意味ですよ~!)
いつかそつなくこなせる日が来るのだろうか?来るといいな~という心配しかないです…
いや、できるようになってもらわねば困る、と声が聞こえてきそうです(笑)
はい、こんな感じで僕は日々一人で悶々としています(;´・ω・)
前置きはこれくらいに、今回は扉の締まりが悪いときや開閉の際に床を引きずってしまう
などの症状が見られたときに登場する専用の工具についてです。
ー扉が閉まらない場合に考えられる原因とはー
締まりがあるい、もしくは閉まらないなどの症状は様々です。
①ラッチ部の動作不良
ラッチとはドア枠の金具部分に引っかけるの留め金のことで、「かんぬき」と呼ばれる
こともあります。カチャっと閉まる部分です←伝わるかな?
このラッチ部分の滑りが悪くなると、ドア枠がスムーズに収まらず、開閉しづらくなっ
てしまう可能性があります。
②ヒンジのネジが緩みにより扉などに歪みの発生
ヒンジとは蝶番(ちょうつがい)とも呼ばれ、扉と枠部分をつなぐ部品のことです。
例えば玄関など重たい扉を支えているヒンジは、開閉時に負担がかかるので、長期間メ
ンテナンスを行わないでいるとネジがゆるんでしまうことがあります。ヒンジのネジが
緩んでいてもそのまま放置した場合、玄関の扉に歪みが生じて開閉しづらくなり、ドア
枠が傷つく原因となってしまう可能性があります。
また、ドア枠と扉を接合する力が弱まるため、歪み具合がより進行する原因に!
③扉自体に歪みが生じている
扉は種類にもよりますが、玄関扉などは他の扉と比べて重量があるものが多いの
で、ヒンジ部分や扉を油圧で閉めるためのクローザーなども重量に耐えられるように
設計されていますが、時が経つにつれ歪みが生じてしまうことがあります。
歪んだ扉はドア枠に収まらないため、開閉するのが困難な状況になります。そのまま扉
自体の歪みを放置すると、歪みが進行して扉に傷がついてしまう可能性
もあります。
ー扉の締まりが悪い時の対処法に!ー
上記で考えられる原因を挙げましたが(他にもありますが)今回は扉の傾き(歪み)があ
る場合に使う工具についてです。
そんなときに使う専用工具が蝶番(丁番)起こしです。
弊社が設備点検で巡回している物件で、非常階段へ続く扉が歪みにより開けようとすると
扉下部が床と接触しガガガと引きずってしまい開閉がしづらい状況でした。
この蝶番起こしをヒンジ部に引っ掛け、開閉状況を確認しながら左右に動かして調整をし
扉を起こし元の位置に戻してあげるという流れになります。
最初一人で調整を試みましたが、初めてということもありうまくできず…
先輩に付いてきてもらい無事改善することができました。(T先輩、ありがとうございました!!)
ーまとめー
この歪んでいる状態の扉にこれまでの人生においてほぼ遭遇したことがないので、
一般家庭とかではあまりないケース?かもしれませんが、扉の締まりが悪い時には考えら
れる症状だということを知っていれば対処できると思います。
あからさまに引きずっているのであれば蝶番起こしが活躍するかもしれません!
多少力は入りますが使い方はいたって簡単で引っ掛けて動かす、これだけです。
(もちろん説明書等確認し、実際には動作確認しながら作業するの前提ですよ~)
そして、この蝶番起こしですが、こんだけのものなにもかかわらず値段が高いというこ
とですね…
一概に、これで絶対直るとかは断言できませんが、扉を支える各パーツも消耗品です。
いつかは出くわすかもしれないので知っておいて損はないと思いましたし、やったことな
い人は絶対使い方わからないと思うので、これを機に覚えちゃいましょう!?(笑)
(実際にやってみないと分かりにくい部分はありますが)
ざっくりとした説明ですが今回は扉の締まりが悪い時などに使われる専用工具
蝶番(丁番)起こしについて書いてみました。
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