漏水対応
最近のゲリラ豪雨と雷の被害で緊急対応に追われている髙阪です。
落雷でエレベーターが故障してみたり、停電してみたり……
ゲリラ豪雨でもエレベーターが故障してみたり、地下水の影響で地下1階のテナントが漏水被害にあってみたりと相変わらずいろいろなトラブルがやってきます。
そして今に始まったことではないのですが、古い建物の給排水管に使われている鋳鉄管に悩まされています。
現在は給排水管には塩化ビニール樹脂で作られたものがつかわれているのですが、明治初期から昭和30年頃までは鋳鉄管が広く使われていました。
当時は最先端技術でよかったのでしょうが何十年経った今となっては、管内に錆がたまって詰まる!詰りをぬこうと錆をとると継ぎ手部分などが痩せて漏れる!そして私たち(水道屋の親父も)困らせるという問題児です。
どんな感じで詰まるかというと、こんな感じです。
で、詰りをぬこうとして継ぎ手部分が痩せてしまったのがこんな感じです
そして、今回はゲリラ豪雨の時に水漏れした弊社の地下にあるライブハウスの鋳鉄管と弊社管理物件のテナントさんの天井配管のフランジ部分(継ぎ目)から漏れた鋳鉄管の2件の対応です。
漏水が起こってすぐに対応できれば良いのですが、工事までに少し時間がかかることがあります、その時に助かるアイテムがあります。
何だと思いますか?
吸水シートです、ペットの吸水シートを使います。
ポタポタと少量の漏水なら問題なく吸ってくれます(量によるので気をつけてください)
こんな感じで設置します。
工事を実施するまでの間、被害を最小限に抑えることが出来ます。
今回は、テナントさんの天井からの漏水は最小限の被害で修理完了できました。
皆さんも漏水の緊急対応の時に一度使用してみてください。(そんな対応する機会はないと思いますが…)
では、また来月お会いしましょう。
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