最近多いマンションでの苦情⁉
管理スタッフのFです。
愛知県では国の非常事態宣言が解除され約1ヶ月が経ちましたが、第2波の感染拡大の心配も常にあり、元通りの日常に戻るのは、まだまだ時間がかかりそうですね。
ストレスの掛かる日々が続きますが、引き続き感染予防を頑張っていきましょう!
バルコニーでの喫煙について
バルコニーでの喫煙に関する苦情は、以前からもちょこちょこありましたが、ここ最近管理している複数の分譲マンションからバルコニーでの喫煙に対する苦情が寄せられました。
テレワーク等により在宅されている時間が増えたことも苦情が増えた一つの要因かもしれませんね。
最近寄せられた苦情内容の殆どが「洗濯物にタバコの臭いが付く」「タバコの臭いや煙が室内に入ってくる」と言ったことでした。
これら以外にも、「上階からタバコの灰が落ちて来る」「上階からタバコの吸殻が落ちて来る」等もあります。
マンションによっては、管理規約や使用細則にバルコニーでの喫煙の禁止を定めている物件もあるようですが、多くのマンションではそこまでの定めをしていないと思います。
マンションの規約等にバルコニーでの喫煙の禁止の定めがないからと言って、バルコニーでタバコを吸っても大丈夫と言う訳ではありません。
バルコニーでの喫煙の煙が室内に流れて体調が悪化したとして、隣人を相手に起こした損害賠償請求訴訟で、集合住宅に住む特殊性から「原告も煙の流入についてある程度は受忍すべきだ」との指摘もありましたが、名古屋地裁は原告勝訴とした判例があります。
副流煙による健康被害や受動喫煙は大きな社会問題になっています。
バルコニーでの喫煙が禁止されていなくても、近隣住戸へ対してこれまで以上の配慮が必要です。
また、バルコニーでタバコを吸っていなくても、室内の台所やトイレにある換気扇の下で喫煙しており、その換気ダクトがバルコニーに設置されていて、バルコニーでの喫煙と同じことが起きていたということもあります。
マンションなど集合住宅においては、近隣住戸のへの配慮がとても大切です。
今回ご紹介させて頂いた事例が、近隣トラブル回避の参考になれば幸いです。
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