連結送水管耐圧試験
こんにちは、管理部の髙阪です。
今回は、普段なかなか目にすることのない「連結送水管の耐圧(加圧)試験」についてご紹介します。
マンションやビルの防災設備の中でも、あまり注目されない設備ですが、いざという時に消防隊が使うとても重要な装置です。
■ 連結送水管ってどんな設備?
簡単に言うと、「消防車から建物内へ効率よく水を送るための専用の配管」です。
火災が起きたとき、消防隊がホースを何階にも伸ばすのは大変ですよね。
連結送水管があれば、消防車から建物側の送水口へ水を送り、各階の専用口にホースを接続するだけで、すぐに消火活動が始められます。
建物は縦長なので、しっかり圧力に耐えられないと水が上まで届きません。
だからこそ「耐圧試験」が欠かせないわけです。
■ 耐圧試験で何をする?
ざっくり手順を説明すると…
1.送水口に試験用ポンプを接続
点検設備業者が、圧力計や専用ホースをセットします。
2.水または空気を送り、規定の圧力まで加圧
建物の高さに応じて必要な圧力は変わりますが、消防法で基準が決まっています。
3.一定時間、圧力を保持して漏れや破損がないか確認
配管の継ぎ目から水がにじんでいないか、圧力計が下がっていないかをチェック。
4.異常がなければ試験合格!
もし漏水があれば、該当部分の修繕が必要になります。
試験中は圧力をかけるので、ポンプの音がしたり、点検口を開けたりと、少し作業音が出ます。掲示などで事前にお知らせしているのは、このためです。
■ 試験をしているときの建物への影響は?
基本的には水を流さず、配管内部に圧をかけるだけなので、居住者様の生活に影響はほぼありません。
ただし、共有部で作業員がウロウロしたり、少し機材音が出ることがありますので、少しだけご協力をお願いしています。
■ まとめ
連結送水管は、普段はほとんど目にしない設備ですが、火災時には消防隊が真っ先に頼る大切な“命綱”です。
定期的な耐圧試験は、建物の安全性を確保するために欠かせない作業。
今後も皆さまが安心して暮らせる建物管理を行ってまいりますので、ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。
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