修繕積立金、どうやって見直していく?
こんにちは。分譲担当の村上です。
とうとう風邪をひきました。
体調を元に戻すため、かれこれ1週間ほど筋トレできてなくて食も細くなり1Kgほど痩せ
ました…筋トレすると免疫も下がるそうですし…
さて、これまでのブログでは、修繕積立金の見直しが必要な理由、また、なぜ修繕積立金
は不足するのか過去2回に渡りブログで紹介しました。
第3回目は、実際に「今の積立金で足りるのか?」「見直すとしたら、どうやって進めれ
ばいいのか?」という具体的な進め方について考えてみましょう。
ー見直しの必要性ー
過去にも少し触れた内容ですが、マンションは年月とともに、建物や設備が少しずつ劣化
していきます。
外壁の補修や配管の取り替えなど、大きな工事が必要になる時期もやがてやってきます。
ところが、最近は建築資材や人件費が上がっていて、新築当時に想定していた修繕費では
足りなくなるケースが増えています。
こうした変化に対応するために、修繕積立金も定期的に見直すことが大切なんです。
ー見直しの基本ステップー
①まずは「現状を知る」
今、毎月どのくらい積み立てていて、残高はいくらあるのか。
そして、これから予定している大規模修繕にはどのくらいの費用がかかりそうなのか。
この現状を整理することが第一歩です。
理事会や管理会社が中心になって、「長期修繕計画」を確認し、必要に応じて専門家にチ
ェックしてもらうと安心です。
②将来の費用を試算してみる
最新の工事費や資材の価格を反映して、将来の修繕費を再計算します。
現在の長期修繕計画内容は、見直し時点での工事単価やその時の概算工事金額などを反映
させている為、どうしても実態とずれが出てしまいます。
最近では、修繕周期を少し延ばしたり、まとめて工事を行うなど、効率的な方法を検討す
ることもあります。
③シミュレーションで「足りる・足りない」を確認
今のまま積み立てた場合、将来の工事費をまかなえるのか。あるいは、少しずつ金額を上
げたらどうなるのか。こうしたシミュレーションを行うことで、将来の見通しがはっきり
します。
グラフなどで「このままだと不足」「ここを上げると安心」といった比較が見えると、理
解が進みやすくなります。
④理事会・総会で話し合い、合意をつくる
見直し案を理事会で検討したあと、総会で全体に説明して承認を得ます。
「いきなり大きく上げる」のではなく、数年ごとに少しずつ引き上げるなど、無理のない
方法をとるのがおすすめです。
住民にとって大切なのは、「なぜ必要なのか」「将来どんな安心につながるのか」を理解
できること。そのためにも、理事会や管理会社から分かりやすく丁寧に情報を発信するこ
とが大事です。
ースムーズに見直しを進めるためのコツー
修繕積立金の見直しは、どうしても「値上げ」のイメージが先に立ちます。
しかし、本来は「建物を守り、資産価値を維持するための調整」です。
・外部専門家(設計事務所やコンサルタントなど)の意見を取り入れる
・将来の不足リスクを数字で見せる
・他のマンションの例を紹介するなど
といった工夫で、納得感を高めることができます。
さらに、修繕積立金の残高や使い道を定期的に報告することで、「お金の見える化」が進
み、住民の安心感にもつながります。
ーまとめー
修繕積立金の見直しは、単なる値上げではなく、「マンションを長く、安心して住み続け
るための未来への投資」です。
定期的な見直しと、住民みんなの理解や協力があってこそ、建物は健全に保たれます。
次の世代に、安心して受け継げるマンションを目指して、今から少しずつ準備を進めてい
きましょう。
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