消防設備について
こんにちは!分譲担当Nです。朝晩はだいぶ涼しくなりましたね。ただ昼間との温度差が激しいので着るものに困っている方多いのではないでしょうか?体調を崩しやすい時期ですが、気をつけていきましょう!
先日、入居者の方から隣家のバルコニーに水が入ったペットボトルが置かれていて、日光が当たっている為、「収れん火災」を引き起こすかもしれないので非常に怖いといったご意見がありました。
「収れん火災」とは凸レンズ状の透明な物や凹面鏡状の反射物によって、太陽光が収束し加熱物が発火することによっておこる火災です。
最近だと件数が増えてきており、ペットボトルなど身近な日用品でも起こりうる可能性がある為、屋外に放置しておくのは非常に危険と言われています。これからますます寒くなり、火の気が燃え上がりやすい時期になります。皆様もバルコニーの片づけを行い、火災の原因を一つでもなくすことができるようにしていきましょう。
さて、今回は消防設備についてです
消防設備とは
消防設備とは消防法やその関係政令で規定する「消防の用に供する設備、消防用水及び消火活動上必要な施設」の名称です。消防法で対象とされている建物は、消防設備を設置し、定期的に点検を受ける必要があります。
消防設備には以下の設備があります。
1:消防の用に供する設備
1-1:警報設備
警報設備は、火災などが起きたことを感知し、警報・通報するための設備です。
警備会社が受信し現場へ直行します。
火災、ガス漏れ、漏電など多岐にわたって感知ができる設備です。
1-2:避難設備
避難設備は、避難するために使われる機械器具や設備です。「避難器具」と「誘導
灯・標識」に分類されます。
避難器具は避難ロープや滑り台などの器具です。
誘導灯・標識は非常口の位置や避難の方向を示すものです。
1-3:消火設備
消火設備とは、火災が発生したときに水や消火剤を用いて消火を図る機械器具や設備の
ことです。
消火器及び簡易消火用具、屋上消火水槽などがあります。
万が一火災が起きた時の為に、消火器の位置や使い方を知っておくことが大切です。
マンションには避難経路も掲示してあると思いますので、避難経路の確認も怠らず行い
ましょう。
2:消防用水
消防用水とは、防火水槽やこれに代わる貯水池、その他の用水のことです。火災発生
時、消防隊による消火活動に用いられます。
3:消火活動上必要な施設
消火活動に消防隊員が用いる施設になります。
連結送水管や連結散水設備、非常コンセント設備などがあります。
マンションにはこれだけの設備が備わっており、設備の点検も消防法によって決まっています。設備の点検を怠っているともしもの時に設備が壊れており水が出ない可能性もあります。管理会社として消防設備の点検に漏れがないように行っていきたいと思います。
最後に消火器の使い方を載せておきましたので確認してみて下さい。
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