分譲マンション 基本の基!
はじめまして、管理スタッフO(←イニシャルでオーです。)と申します。
私は主に分譲マンションの管理を担当しております。
私がこの会社に入社したのが20代、あれから早20年が過ぎ、気が付けば40代、辞書で引くと40代の異称は「初老」との事。こればかりは人間皆平等に年をとりますので致し方ないのですが・・・良い年を重ねたいものです。
さて、気を取り直して、私のブログではこれまでの20年で培った経験談等をご紹介できればと考えております。
お恥ずかしい話、私もこの会社に入社する前までは、「分譲マンションと賃貸マンション」の違いすら分からない経験もありましたので、出来るだけわかりやすく書いていきたいと思います。
『区分所有者』と『管理組合』、『管理会社』の関係性
まず手始めとして、分譲マンション管理における基本の基である、『区分所有者』と『管理組合』、『管理会社』の関係性、違いについてご紹介致します。
ご存知の方はごく当然の事、何を今さらと思われる方もいらっしゃると思いますが、マンションの入居者様とお話ししていると、私たち管理会社スタッフに対して「管理組合さんに任せておけば安心だから」とか「管理組合さんが資料を配ってくれるんですよね」というように明らかに、管理会社を『管理組合』と呼んでいる会話を耳にする事がございます。
どちらも頭に『管理』が付き漢字4文字の為、混同しやすい事は十分理解できます。文字で見ると理解しやすいですが、普段の会話ではどっちがどっちだったかな?と(汚名返上と名誉挽回みたいな感じですね。)
では本題、
『区分所有者』とは
マンションの各お部屋の所有者
『管理組合』とは
区分所有者の皆が集まって、自分達の資産であるマンションの管理運営について検討する組織
『管理会社』とは
管理組合よりマンション管理運営の全部又は一部の業務を委託された会社
本当に簡単に言ってしまえば、区分所有者=施主、管理組合=元請、管理会社=下請 という関係性でお考え頂ければわかりやすのでは。
元請である管理組合からの指示内容(契約内容)に従い、管理組合の会計処理や、お掃除・各種設備の点検等の仕事をするのが管理会社となるのです。
下請けである管理会社は、決定権は持ち合わせておりません。最終的に決定できるのは元請である管理組合が『総会』において決定する必要がありますが、管理組合が自分達の意思で管理運営できるよう、管理規約や区分所有法等に基づく、専門的な助言や提案を行う事も管理会社の大切な仕事と考えております。
とまぁ、手始めとして分譲マンション管理の基本の基である、『区分所有者』と『管理組合』『管理会社』の違いについてご紹介致しました。
これからも、分譲マンションの管理についてや、小ネタ等々、何かご紹介できる事をこのブログに書いていきたいと思いますので、お手すきの際にご拝読頂ければ幸いです。
以上、ご拝読頂きありがとうございました。
【追伸】
弊社の社名は『中京ハウジング』です。時々『中京テレビハウジングさん』や『中日ハウジングセンターさん』と間違ってお電話頂く事がございます。大変申し訳ごさいませんが、弊社では○○戦隊や魔法少女○○ショー等は一切行っておりません。悪の手から地球の平和を守る事も出来ませんのでご了承ください。
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