不在宅が思わぬトラブルに?!
こんにちは。分譲マンション担当の「T」です。
今日はちょっと意外だけど、結構厄介なマンショントラブルの一例をツブります。
マンショントラブルNO.1と言えば “騒音” であるとよく言われます。賃貸でも分譲でも生活習慣や就業時間の違う居住者が住み合っている共同住宅であれば、少なからず「音」が気になるという事が必ずあるからです。
なので「音」に関して、住民目線ではお隣が空室や不在宅であるとトラブル等が発生しにくく、また自分の生活音もお隣へ気を使わなくてもよく、大変住みやすい環境と言えます。(オーナー目線では空室は大変困窮な環境と言えますが・・・(;゚Д゚))
しかし、その空室や不在宅を狙って音とは違う厄介なトラブルを巻き起こす奴らがいるのです!
バルコニーが危ない!
その奴らとは、カラスやハトやツバメといった野鳥達です。
マンションと野鳥達との対立自体はそんなに珍しい事ではありません。カラスはゴミ置き場でのゴミ荒らし、ツバメは屋内駐車場や共用廊下への巣作りとチョイチョイやり合う事はありますが、比較的目に付きやすい場所での活動が多いので対処しやすいのです。
しかし、ハトはチョ~(鳥)厄介なんです。(゜-゜)ン?
ハトは安全な住処に出来る所を求めて見渡せる高い場所にいます。「安全=誰もいない」なので、マンションなど高い建物ではよく屋上にはハト対策を施してあります。では、次に高くて誰もいない場所として狙われるのが、マンションなどの空室や不在宅のバルコニーなのです!
私たち管理会社の者もお部屋のバルコニーまでは巡回できませんので、早期発見ができず大抵住民様からの“お隣のバルコニーで糞害が酷くて困っている”というご連絡で発覚しますが、その時には「もうトキ既にオソシ!」
隣のバルコニーから追い払おうと何をしようが、我が物顔で無視ッ! エスパーじゃない私にも“自分たちの家ですけど何か?”とハト語が理解できそうな堂々っぷりを見せつけられます。
憎ったらしい顔だけでもイラつくのに、更に面倒なんです!こいつ等・・・
法律で守られている?!
『鳥獣保護法』という法律があり、これは野生の鳥類・哺乳類の保護と狩猟の適正化を図る目的で定められたもので、許可なく殺傷したり捕獲してはいけないという内容の法律になります。
また、巣が作られているのを見つけても卵があった場合、巣の移動・撤去も許可なく行う事が出来ません。卵も法律によって適切な監理を行うよう義務付けられているので採取・移動は禁止されています。
これらを破って『鳥獣保護法』を違反してしまった場合、【一年以下の懲役又は、百万円以下の罰金】を課せられてしまう恐れがあるというのです。
ある夏突然、隣の不在宅バルコニーからこんなトラブルが舞い込んだ住民様は、Why?Japanese's people? なんでこんなに困っているのに手も足も出せないんだ?と金髪メガネにして叫びたくなりますよ、絶対にね!
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