分譲マンションの設備改修
こんにちは、管理スタッフのFです。
他のスタッフが分譲マンションの大規模修繕工事を紹介していたので、今回は大規模修繕工事と同じように計画的に行うマンション設備の改修・更新の中から、インターホン設備について、少し紹介したいと思います。
集合住宅におけるインターホン設備の更新時期は15年と言われています。
私が担当している築18~20年のマンションでも、去年と今年で改修を実施または改修が決まったマンションが3つあります。
オートロックのマンションでは、集合玄関機、各住戸内のインターホン親機、各住戸前のドアホンが一体のシステムになっているため、改修では全ての機器を取替える必要があります。
インターホン設備は火災感知器等と連動した自動火災報知設備の機能を兼ねていることも多く、いざという時機能しないといったことが無いよう、適正な時期に更新・改修を行うことが重要です。
既設のインターホンに比べて機能も性能もUPしており、モニターが大きく、白黒からカラーになるのはもちろん、録音・録画機能が標準的に装備されているなど、セキュリティ面も向上します。
最近は住戸前ドアホンはカメラ付がスタンダードになっていますので、改修時にカメラ付ドアホンに変更するケースも多いですね。
また、弊社ではインターホン改修に併せて、火災感知器取替を提案しています。
工事を同時に行うことでトータルコストを抑えることが出来ることもありますが、どちらの工事も住戸内での作業が必要となるため、同時に行うことで居住者の方の負担を軽減出来ると考えるからです。
マンションにおける設備改修等は、安全性・利便性など住環境より良くし、延いてはマンションの資産価値の向上にも繋がります。
私共管理会社としても、建物自体を良好に維持するための防水や塗装といった大規模修繕工事と併せて、設備改修も提案して行ければと思います。
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