鳥害対策について
みなさん、こんにちは!分譲担当Nです。
今年も早いもので残り数日で終わってしまいますね。年々1年が過ぎ去るのが早く感じてしまうので1日1日を大切にして過ごすよう意識しないといけないと思いながら、無駄にダラダラしてしまいます。
さて、今回は鳥害対策についてです。寒くなったことで、鳥自体数は減ってはいますが、鳥害被害はどこのマンションでも起きている問題だと思います。
先日、鳥害対策についての臨時総会に参加しました。マンション周りや車への糞害が多い事からマンションの屋上に電気ショックを置くことを理事会で検討し、提案を行いました。多くの反対意見がありましたが、施工業者による工事説明等で出席者にはご理解頂き、僅差ではありましたが賛成多数で可決となりました。
鳥害被害とはどんなものがあるか簡単に説明したいと思います。
鳥害被害
鳥害被害には大きく4つ(感覚被害、生活被害、景観(美観)被害、衛生・健康被害)があります。
どのマンションにおいても鳥による糞害が一番多くあげられます。鳥は着地前と飛ぶときに糞を落としますので、必然的にマンション周りや車に被害が合いやすいです。鳥の糞には、多くの細菌や病原菌が含まれており、チリとなって宙に舞っているのを吸い込んでしまうとアレルギーや鳥インフルエンザのような感染症にかかってしまうことがあるそうです。また賛成分が含まれているそうで、金属を腐食させてしまいますので、建物や車に被害が生じます。
その他にはゴミ置場問題です。ごみの捨て方が雑だとすぐに目を付けられます。地域のゴミ出しルールを厳守し、分別等一人一人がしっかり行うことで、狙われにくくなります。
ゴミストッカーの設置が増えたことで、ごみを荒らされることは多少減ってはおりますが、くちばしさえ届いてしまえば荒らされてしまいますので注意が必要です。
鳥害対策
一般的な対策は電気ショックになります。
屋上笠木に特殊ゴム碍子を設置し、電流が流れるステンレスの棒を3本通します。1本はプラス、残りはマイナスの電流が流れ、プラスとマイナスが当たった時に電流が流れます。ソーラーパネルを設置しますので電気代はかかりません。電流も静電気程度しか流れておりません。
「下の階の健康被害や家電被害等はどうなんだ」と言った意見が多くあるそうですが、数多く設置してきて問題があった事は一度もないそうです。
次にスパイクです。
電気ショックと違い慣れてしまえば乗れてしまうそうです。乗れないようスパイクの先端を鋭くしてしまい鳥が怪我でもしてしまいますと、鳥獣保護管理法に引っかかってってしまうそうなので、電気ショックが一番良い対策なのかもしれません。
その他にも、鷹を放って鳥を追っ払う鷹匠や、鳥の嫌な音を出すようにするなどがあるようですが、必ずしも効果があるわけではないようです。鳥も一匹一匹個性がありますので、対策をしていても近寄って来ることはあるようです。
まとめ
烏は基本的に群れで行動し学習能力もありますので、電気ショック等でここは危険と分かれば群れ単位で移動するようです。ただ好奇心旺盛な子は単独で行動するかもしれないので、対策しきれない部分があります。
人間に被害がある一方、烏も住処を失って市街地まで来ているので仕方がないのかもしれませんね。
今後も鳥害被害が増えることが予想されますので、今困っている方は早めに対策を検討するのもいいかもしれません。
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