鳥の巣が作られたら？

こんにちは。分譲担当の村上です。

担当している物件の総会シーズン真っ只中ではありますが、やっと折り返し？

全て自分で業務をこなすのは今回が初めてですが、まぁ大変なこと・・・

事務処理が苦手（基本体動かしたい人）なので、精神と時の部屋状態です。

筋肉萎みますよ、本当に(笑)

萎むと言ってるさなかでも、ダンベルベンチプレスがやっと40Kg上がるようになり成長

を感じる今日この頃！

さて、今回は最近担当物件で相談のあった「鳥の巣」についてです。

主にハトやカラス、ツバメなど挙げられますが、繁殖時期がちょうど今ぐらいの時期から

夏ごろにかけてとなりこれに合わせ営巣も行われます。

主に以下の内容があります。

・鳥の鳴き声

・糞による被害

・営巣の再発

・枝やゴミなどの散乱など

過去に書いたブログで糞害については触れたことがありますが、悪臭以外にも糞が乾燥し

風などで舞い上がり、それを吸うことでアレルギー症状を引き起こす原因になります。

大きく分けると以下場所になります。

・外から見えにくい場所

・雨風がしのげる場所

・外敵に襲われにくい場所

・高い場所

家の軒下や天井裏、室外機の隙間、ベランダや雨どい、電柱などが挙げられます。

担当物件で実際に相談のあった内容は電柱で営巣し、すぐ隣が駐車場であり糞も散見され

ます。糞は直接車に当たる事はないものの気分的に嫌ですね。

今回、市に依頼したところ卵やヒナなどはいませんでしたが、すぐに撤去してもまた営巣

の可能性があるので、様子を見て撤去との判断に至ったようです。

次見た時は卵なりヒナなりいそうだなとは思いましたが・・・

鳥の巣は、やみくもに撤去することはできません。

まだ巣作り途中の巣や、ヒナの巣立ち後の巣は、自己判断で撤去可能です。

しかし、卵やヒナがいる巣の撤去は「鳥獣保護法」違反になります。

卵・ヒナがいる巣を撤去して鳥獣保護法に違反した場合、1年以上の懲役または100万円

以下の罰金が科せられます。

物理的に撤去自体は可能ですが、上記法律がある為、巣の撤去は巣立ちまで待ってから

撤去するのが基本的な対応となります。

巣立ちまで待てない場合、法令違反にならないためにも市区町村や県から許可をとった上

で対応しましょう。

万が一巣作りが行われ卵やヒナがいる場合、巣立つまでは何もできないのが基本ですが

そうなる前の対策はいくつかあります。

・天敵をモチーフにしたフィギュアなどの設置

・光ものの設置

・隙間を作らない

・鳥除けグッズ（忌避剤等含む）の使用

そもそも巣をつくらせないに越したことはありません。仮に対策をしたとしてもやられ

るときはやられますが、対策し作らせないように努めることが大切ですね。

卵やヒナがいる鳥の巣は、たとえ自宅の敷地内にできたものでも許可なく撤去すると法律

違反になります。お住いの自治体から許可を得て撤去しましょう。

ルールを守り、正しい知識を知りこれらの問題に向き合う必要がありますね。