分譲マンションでEV(電気自動車)の充電をしたいとき
皆さまこんにちは(^O^)
この土・日曜日はいかがお過ごしになりましたか?
あ、もう冬休みのかたもいらっしゃいますか(羨)
サンタクロースさん(orちゃん)に変身された方も多いのではないでしょうか、
いろんな意味で(‘_’)
…などと聖夜に想像力豊かな想いを巡らせてキャンドルを眺めていた、分譲マンション担当のKMです✨♪
今年ももう残すところ一週間を切ってしまいました!はやいですねっ(‘;’)
小さいときからいつもこの時期になると、なんだかやり残したことがあるような、焦るような、さびしいような気持になるのは私だけでしょうか。。。
さて、キャンドルの炎と言えばマンションでのゼロカーボンのお話です。
マンション管理は、1つの会社だけではなく、いくつもの会社が連携して行っています。
また、現在の目の前のことだけではなく、未来のことも想像したりして管理しています(大規模修繕工事の計画などが解りやすい例ですよね)。
先日、関連会社と合同の勉強会で、分譲マンションでの電気自動車用充電設備の設置について学ぶ機会がありました(((o(*゚▽゚*)o)))ワクワク
今日はこのことについて、少しだけですがお話したいと思います。
電気自動車(EV)とは
最近、ゼロカーボンとかカーボンニュートラルとか、再生エネルギーとか、EVとか、電気自動車とか燃料電池とかプラグインハイブリッドとか、、ほかにも聞き慣れない言葉を耳にします。
いろいろな意味はありますが、今日のお話は、すごく簡単な表現で書きますと、
「ガソリンを全く使用しないで、電気で走行する車」のことです。
今回はそのEVのマンションにおける充電設備についてのお話です。
EV所有欲
EVは、経済的ですし、モノによってはズバ抜けて速いです!
現在、集合住宅にお住まいの方で、電気自動車を所有したいと思っている方は、きっと0人ではないと思います。
また、将来、ガソリンで走る車は生産されなくなるとも言われています。
ですから、将来的には「必要性」は出てくるのかも知れませんが、まだ、現時点ですと多くの皆様が、現実性や具体的なイメージはほぼ無いものかと思われます。
いろいろな課題
電気自動車用充電設備を実際に設置するとなると、はっきり言うと、工事は簡単です。
簡単というのは、電気の供給、そして予算さえあれば、当然ながら物理的に工事自体は行えるということです(もちろん各マンションの管理組合等での決議は必要です)。
では、その設置された充電設備について、「運用はどのようにしようか?」ということが、とても難しいと思われます。
運用というのは、「誰がいつどのように使うか?」ということです。
ごくごく一例ですが、実際に運用しようとなると、一般的には以下のような問題が考えられます。ごくごく一例です。
問1.例えば、50世帯のマンションで、充電設備が1台。
これで足りると思いますか?。。。
問2.毎日通勤で50キロ走るのでしっかり充電しておきたいので、毎日充電器を使います。
問3.ガソリン車の製造が本当に終わりました。
多くの皆さんが、電気自動車を購入しなければなりません。
問4.予定外の帰省で、長距離、長時間に渡り車を使用しました。
明日も出勤なので、すぐに充電しなければならないけど、マンションに設置の1台の充電設備は予約がいっぱいです。
などなどです。
なんでもそうですが、実施する前に、きちんとルールを決めておく必要がありますよね。
ぱっと簡単に考えただけでも、上記のような課題がすぐに浮かびますが、解決方法、ルール付けが非常に難しい内容となっています。
ちなみに、集合住宅用の現在(2022年時点)の現実的な設備では、どうやら急速充電は、ほぼ普及していないようです。
設置の実例
勉強会で学んだ実例の1つをご紹介いたします。
<あるマンションでのEV充電設備設置概要>
世帯数 50戸未満(分譲マンション)
充電設備設置台数 1台
補助金 8割~9割
使用料 通電1時間当たり140円(使用不可時間帯なし)
システム保守費 1500円 / 月(管理組合が支払うもの)
運用方法 該当駐車区画利用希望者はアプリを導入し予約をする。
※上記金額や割合等の数字は、時世により改定があります。
現時点ですと、国からの補助金が大きく、実質的な工事費用などの負担は極めて少なく、ほぼ無かったようです。
あとは、実際の、具体的な運用方法や、問題の解決、ルール付けについては、なかなか難しいかも知れません。
しかし、何事もそうですが、必ず「最初」はあることですから、導入してから、逐次検討して、改定をしていくという方法もあるかとは思います。
2030年に向けて、大きく時代が変わる時なので、考えるべきことも大きくたくさんあるのでしょう。
「充電するための電気はどうやって生み出すか知ってますか?」というお話もあるようですが、ここでは割愛します。
未来に向けての想像⭐
私たちは、まだ見ぬ未来に向けて、諦めるのではなく、住みよいものにするために、知恵をしぼっていかないといけないと思いますが、老若の混成(アプリの利用など)がまた難しい課題だと思いました。
ただ、そのころになると、EV所有者個人が、車両本体から容易に脱着可能で、持ち運び可能なEV用バッテリーが開発されていて、おうちの中のコンセントで充電ができるようになっているかも知れません。運ぶのに台車は必要かも知れません(笑)
そのバッテリーを何個も持っていれば、長距離走行も可能になったり、お仕事で遅くなっても毎日の通勤に充電が間に合わないということもなく使えたり、ほかの車両や車種でも共通して使用できたり、利便性は飛躍的にアップするかも知れませんね。
↑
これは大人の事情でならないかもですが(笑)┐(-“”-)┌
それでは、今日も最後までお読みいただきましてありがとうございました_(._.)_
雪も降りましたし、今年もあとわずかですね⛄
皆さま、コロナや風邪、そして慌ただしい師走の交通安全にもお気を付けて今年を乗り切りましょうね!
皆さま、良いお年をお迎えくださいませ<(._.)>
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